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スティープ・エステイト・エージェンツ社のデイビットCEOは、「南アフリカの低所得者向けの住宅市場が南アフリカを襲っている2つの恐怖によって危機に直面している」と、News24に語りました。2つの恐怖とは、”南アフリカ・ランドの急落”と”壊滅的な干ばつ”です。これらの影響で食料価格が急騰しており、不動産保有者の資産が圧迫されています。

南アフリカでは、南アフリカ・ランドの通貨安と深刻な干ばつによって輸入食料品の価格が上昇する”食料ショック”に見舞われています。1月11日、南アフリカ・ランドは中国経済の影響を受け、米ドルに対して一時9%安と急落し過去最安値を更新しました。直近6ヶ月で南アフリカ・ランドは約30%も下落し、トウモロコシの輸入価格の上昇に拍車をかけています。一方でエルニーニョ現象の影響による干ばつは、国内の農産物の収穫不足を引き起こしています。

食料価格の上昇は、インフレーションを後押し、南アフリカの利率の上昇を引き起こします。これは住宅ローンの家主に追加の財政的な圧力をかけることに繋がります。同時に、銀行から新たな資金を借りられる可能性も減らし、可処分所得が減少する結果となっています。低価格住宅の保有者の多くは高価格帯の保有者に比べて借り入れの比率が高い傾向にあり、高い金利は低所得層に大きな影響を与えます。

短期的に見ると、生活を農産物に大きく依存している小規模農家が暮らす街の不動産マーケットが影響を受けると考えられています。ただこれまで経済が弱体化し国の指導者への信頼の喪失すると、不動産の買い控えが長引く傾向にあり、長期的な低迷も懸念されています。


Source:http://www.fin24.com/Economy/twin-terrors-faced-by-residential-property-market-20160115
photo credit: What subprime crisis? Affordable houses are everywhere. via photopin (license)

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