ガーナのコミュニティーで農協作りに挑戦!アフリカでのインターンを通じて見えたモノ!【第6回】

発展途上国に発展は必要!?インターンを振り返って!

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村のお祭りの様子

そもそも、今回このプログラムに応募したのは自分の中にあった開発学というものについての疑問やモヤモヤを晴らす為でした。それは例えば、果たして“発展途上”と言われる国や地域には“発展”が必要なのか、必要であるならばどのように行われるべきなのか、また、自らと文化が全く違う場所で開発に携わるとはどういうことなのか、と言ったことでした。

結果としてそれらの問いやモヤモヤの多くは今回の経験によって少し解消することが出来たように思います。今回の農協の設立も不安や悩みを抱えながら行ったプロジェクトであり、本当に正しかったかどうかというのは今でもわかりませんが(そもそも僕のようなよそ者がコミュニティに入り込むということ自体ナンセンスな話かもしれません)、不正解ではないと考え活動しました。

決して一般化できるとは思いませんが、僕の滞在したウンクムでは現金収入を手に入れることは必要で、そのための農協も必要だという事でした。こういった、分からないことのある中で迷いを抱えながら活動することの難しさを感じ、発見した研修でありました。ただ、自分の目で見たものは間違いでなかったと思います。

未だ整理できていない部分もありますが、上記のような問いとそれに対する答えを確かめられ、貴重な経験だったと感じます。今夏の経験を基に将来や進路についてより考えてみたいです。今回で僕の投稿は終了です。読んでくださった方々ありがとうございました!


ありがとうございました!全3回にわたって、市川くんにこのインターンシッププログラムに参加した動機や感じたことなどを書いてもらいました。

自分は、このプログラムを通じて、参加者が自分自身や社会と正面から向き合う機会を提供できればいいなと考えて企画、運営してきました。このプログラムが、自分の人生観やキャリア、本当にやりたいことは何かを考えるきっかけになればいいなと考えています。

次は、若松さんの記事です、コミュニティーにHygiene clubを設立して精力的に活動する若松さんの記事をご期待ください!

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