こんにちは。セネガル在住のニングもえこです。

自身もダンサーとしてセネガルのダンスを学び、祭事で踊っておひねりをもらうというグリオ生活をしながら、毎日現地グリオの実力を目の当たりにしています。

その素晴らしさを多くの人に知ってもらい、海外での公演などアーティストとし活躍できるようにるプロモーションをしています。

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【世界に向けてゲジャワイから発進する「伝統と革新」】

その中でセネガルの宣伝方法からいろいろなことが見えてきました。

なんて言っても”口コミ”の力

若者の間ではWhatsApp(携帯アプリ)が主流になっており、
それを使ってひたすらライブへのお誘い、楽曲の配信まで自身のプロ―モーションを行っています。

その中でも女性の宣伝力は群を抜いており、チケットを女性に渡し販売してもらうことが有効と考えるアーティストも少なくはありません。

そこからさらに口コミの輪が広がっていくのです。

これはセネガルの文化が背景にあります。

人と人とのコミュニケーションを非常に大切にしており、
家に一人でいることはなかなかありません。

家の外に座って過ごしていたり話の輪が絶えません。

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音楽プロモーションだけではなく、どこになにが売っているかなども人に聞くことで情報を入手します。
人の繋がり(コネクション)を非常に大事にしています。

こうしたことから新しい出会いなどが生まれて、その輪が次々に広がっていくのです。

ちなみに車の売買、家の売買も人の情報を通じて行うことが非常に多いです。

すごい見られてます(笑)

祭事(結婚式や命名式など)の多くは野外で開催し、多くの人が自由に見ることができます。
その祭事で素晴らしい歌を披露すれば瞬く間に噂になり、次の仕事の依頼にもつながります。

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道をバイクで走ってても、知らない人に昨日の歌素晴らしかったわよ!なんて声をかけららえることもよくあります。

そのくらい見られてます(笑)

なので普段の行いや人間性などが非常に重要な人気要素につながりますし、その噂も瞬く間に広がります。

そして、着倒れの国セネガルという言葉もあるほどファッションを非常に気にするセネガルの人たち。

アーティストのファッションも非常に注目され、その人のファッション性も人気要素のひとつになるため少し外に出るのにも服装に気を付けています。

そのくらい見られているということは、歩く広告塔と考えられますよね。(笑)

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お金があれば!

有効な手段のひとつ、テレビ。
セネガルの人たちに宣伝方法としてもっとも有効な媒体は?と聞くと、ほとんどの人がテレビと答えます。

企業や商品の広告は広告料を払うというのは常識ですが、アーティストに関しても同じ部分があります。

新曲の宣伝のためにテレビ出演する際、自身のコンサートに撮影に来てほしいなどスポンサーやプロダクションに所属していないアーティストは、すべてアーティストがテレビ局に出演料を払い出演します。

簡単に言えばそこそこ実力があり(なくてもいいのかも(笑))お金次第で、あるところまでは、はい上がっていけるということです。(笑)

これからアフリカ進出を検討してる日本の会社、もちろん個人でも構いませんがアフリカルチャーを通じアーティストに投資し、有名になっていく姿をサポートしていくのはどうでしょうか?

ひとりのアーティストが夢をかなえる姿は、地元の子どもたちの憧れとなり、希望につながります。

もちろんアーティストスポンサーとして、いろいろな場所で企業名や個人名が一緒に動き回るワケですので、アーティストが作り上げてきた口コミのネットワークが必然的に手に入るのでメディアなどの情報が行き届かないところまで情報が浸透していく可能性を多く持っているのです。

実際に食品など一般の多くの人に宣伝する際には誰にでも情報が届くように宣伝カーや市場を音楽と歌で練り歩く(日本でいうチンドン屋)といった方法がとられています。その際はサンプルが配られることも多いです。

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アーティストに投資したい会社などを募集!

セネガルの女性はファッションにお金をかけることを惜しみません。
祭事にはなるべく同じ洋服は来ていきたくないので新調したいし、髪型も毎回変えたい。

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そんな女性の情報や一般的にどんな商品の需要があるかなど情報提供やリサーチもできます。
セネガルに嫁ぎ、セネガルの一般的な生活をしているからこそ、得られる情報が多くあります。

一般的には何が必要とされているのか?

私たちが考えるのとは違った返答をもらうこともあります。
それは根底にある文化の違いが非常に多く関係しているのです。

世界に向けてゲジャワイから発信する「伝統と革新」

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ニング もえこ

ニング もえこ

代表AFRICULTURE
17年前の2000年にアフリカンダンスを学ぶためにセネガルに渡航。それ以来、セネガルのすべてに恋い焦がれセネガル愛を貫き2016年に念願のセネガルに移住。伝承音楽家(グリオ)の家に嫁ぎ、地元ゲジャワイから伝統文化・音楽を発信。日本で立ち上げてから今年で14年目になるAFRICULTUREで現地アーティストの収入を作るためにプロジェクトをスタート。日本からダンスやドラムを学びたい方の受入れをしています。プライベートでは結婚2回、3児の母。【AFRICULTURE アフリカルチャー】【Projet Africa Sant -Domou Guediawayehttp://africasant.theshop.jp/