石油大国アンゴラの港整備へ21億円の無償資金協力が決定!物流と交易の円滑化を促す。

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外務省は1月15日、アンゴラ共和国の首都ルアンダにおいて21億3,600万円を限度とする無償資金協力「ナミベ港改修計画」に関する書簡の署名・交換を行ったことを発表しました。これは2013年の第5回アフリカ開発会議(TICAD)において表明された「インフラ分野における6,500億円の支援」の一部として実施されます。

アンゴラ共和国はアフリカの南西部に位置し、約2,147万人が暮らしています。石油輸出国機構(OPEC)にも加盟しているアンゴラは、沿岸部で石油が豊富で埋蔵量は約90億バレルと言われています。また内陸部ではダイヤモンドも産出されており、貿易がとても盛んな国です。

この計画では,アンゴラの主要港の1つであるナミベ港の改修整備を行います。ナミベ港でのコンテナ取扱量は年々増加しているにも関わらず、湾岸施設の老朽化により安全性、効率性が低下していました。この協力を通じて、アンゴラの物流と交易の円滑化を促すだけでなく、物流コストの低減への貢献も期待されています。

参考:「インフラ分野における6,500億円の支援(PDF)


参照元:外務省報道発表
Photo credit: D-Stanley via VisualHunt.com / CC BY(※写真はイメージです)

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