HUAWEIは2017年12月11日、エジプトの首都カイロに世界で8か所目となるオープンラボの開設を発表しました。HUAWEIは、北アフリカの業界団体やパートナー各社とともに、北アフリカ地域における産業のデジタル変革に対応するICTエコシステムの構築を目指します。アフリカにおけるHUAWEIのオープンラボは、南アフリカに次いで2ヶ所目になります。

エジプトのICT産業

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アフリカ北部に位置するエジプト・アラブ共和国は、産業のデジタル変革を重視しており、地域の産業エコシステムが多くの企業のデジタル化を支えています。2016年にInternational Data Corporation(IDC)が発表した予測によると、エジプトのICT市場は2016年に総額で約90億ドルに上る見通しで、2019年には約103億ドルに成長する見込みです。ITサービスとソフトウエア・パッケージ分野が成長の大部分を占め、同分野は2019年までに年平均成長率(CAGR)約9%に達する見通しです。特にエジプトの首都カイロは相対的に成熟したICT市場として、周辺国の市場に優れた影響力を持っています。

またイギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、QS)が公表する世界の大学ランキングに選出されたアフリカの大学上位15校のうち、半数以上がエジプトにあるなど、エジプトの教育産業は比較的高い水準にあり、地域の先進性にも貢献しています。

エジプトでオープンラボを新設!

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HUAWEIは、南アフリカに次ぐアフリカで2つ目の新たなオープンラボをエジプトの首都カイロに開設すると発表しました。カイロのハイテクビジネス地区であるスマートビレッジ内に開設され、これまで約1年間にわたりHUAWEIの研究開発拠点として運営されてきました。今後は法人顧客やパートナー各社にも開放されます。

従来のラボが技術指向であったのに対し、HUAWEIのオープンラボではデジタル変革を進める顧客のニーズに基づいて、マーケット指向で、ハードウェアとソフトウェア、またソリューションを開発することを目指しています。今後は、敷地面積は今後2年間で現在の約400平方メートルから、1,000平方メートル以上に拡大していく予定です。

HUAWEIの法人向けICTソリューション事業グループのインダストリーマーケティング・ソリューション部門でバイスプレジデントを務める徐国宇(シュー・グォユウ)氏は、「カイロのオープンラボは、HUAWEIが世界で進めるオープンラボ計画の重要拠点の1つです。今後、世界各地で培った知見や人材、テクノロジー、ビジネスの成功事例を共有することで、地域の産業ICTエコシステムの発展に貢献していきます」と開設式典において述べました。

なおHUAWEIはこれまでにも、法人を対象としたオープンラボを、蘇州(中国)、ミュンヘン(ドイツ)、メキシコシティ(メキシコ)、シンガポール、ドバイ(アラブ首長国連邦)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)、バンコク(タイ)の7か所に設立しています。


 

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