「ギャル×アフリカ」!?チャレンジングなコラボレーション企画も!
「Tokyo Africa Correction 2018」を、日本の若者にとって身近で親しみやすいファッションショーにさらに近づけたのがこのコンテンツショー。「JK×アフリカ」「ギャル×アフリカ」「アイドル×アフリカ」など、キャッチ―なテーマで日本の若者とアフリカを繋げる衣装がデザインされました。
また、アフリカでモデル活動をされた経験もある知夏七未さんと、Popteenの専属モデルとして活躍した前田希美さんによるトークショーも行われました。
プロダンサー、ヨーヨーパフォーマー、アイドルグループも参戦!
これまでご紹介したアフリカに関連する企画に加え、「Tokyo Africa Correction 2018」では、プロによる様々なパフォーマンスが盛り込まれていました。代表の菅生さんによると、「アフリカに興味がない人にも飽きずに楽しんでもらえるよう、プログラムを工夫し、ファッションショーの間にパフォーマンスを挟む構成にしました」とのこと。
その言葉通り、世界ランク16位に入るプロダンサー、プロヨーヨーパフォーマー、ウクレレ奏者、現役アイドルグループなどなど、まさかここで見られるとは思ってもいなかったバラエティーに富んだパフォーマンスが披露され、2時間のプログラムがあっという間に感じるほどの充実感でした。
アフリカに行ってみたくなった!観客・モデルの声!
このように盛りだくさんな内容だった「Tokyo Africa Correction 2018」。単純に「かわいい!」とショーを楽しむことをきっかけに、アフリカに行ってみたくなる、アフリカをもっと知ってみたくなる、そんなファッションショーでした。
観客として来ていた、Asante Projectでタンザニアの教育支援活動をしている女の子たちは「アフリカの伝統的な布を使って、思いっきり向こうの女性が着るような服をモデルさんたちが着るのかと思ったら、私たちでも着れるんじゃないかなと思うデザインになっていて、アフリカがより身近に感じられました。1か国1か国にちゃんと意味が込められていて、ちゃんとインタビューをして創られた作品ばかりだったのが良かったです。アフリカのいいところを広めているイベントだなと思って、またあるなら見に来たいです」という感想をもらしました。
出演していたモデルの方も「このショーに出るまでアフリカのことは全然知りませんでしたが、衣装を通じてその国のことを知って、実際に行ってみたくなりました」と話してくれました。
おわりに
またショーが終わった直後、今回の代表を務めた菅生さんにもお話をお伺いしました。菅生さんは「予想以上に多くの方に来ていただいて、会場は立ち見が出るほどだったのでより多くの人たちにショーを見ていただけたということが本当に良かったです。」とショーが無事に終わってホッとした様子でした。
また「今後より多くの方に知っていただくべく、より大きなイベントにしていきたいです。あと、今は日本人デザイナーがアフリカをイメージした服を作っているんですが、これからはアフリカのデザイナーが日本をイメージした服を作ってもらうという、より双方向的な取組みをしてみたいです。今回はアフリカのダンサーに日本の曲を踊ってもらったんですが、これをより拡大させていきたいなと思っています」と今後の更なる展望について力強く語ってくれました。
まだまだパワーアップしそうな「Tokyo Africa Correction」。次回の開催も楽しみです!
(本文・インタビュー:望月彩葉)
1 2