NECは、EMEA地域の統括会社NECヨーロッパ社を通じて、南アフリカ共和国のICTソリューション企業「XON Holdings Proprietary Limited」の発行済株式を追加取得し、子会社化したと2018年2月9日に発表しました。出資比率を59.1%まで高め、両社が持つ強みをより活かし合うことで、サブサハラアフリカ地域において社会ソリューション事業の拡大を目指します。

アフリカでICT事業に取り組むXON社とNEC!

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Image: Mall Of Africa, Midrand

サハラ砂漠以南アフリカ(サブサハラ・アフリカ)地域は、人口増加を背景に今後の高い経済成長が期待されています。こうした中、通信、セキュリティ、電力など社会インフラの整備が加速する見込みです。

1996年に設立された「XON Holdings Proprietary Limited (XON社)」南アフリカ共和国ミッドランドを拠点とするICTソリューション企業です。サブサハラ・アフリカ地域で通信事業者向けネットワーク構築事業や、セキュリティを中心とした政府・自治体向けITシステム構築事業、マネージドサービス事業などを展開しており、急速な成長を遂げています。

NECも1963年にアフリカ地域に進出しており、サブサハラ・アフリカ地域における通信・放送インフラの整備に寄与してきました。また、2011年には南アフリカにサブサハラ・アフリカ地域を統括するNECアフリカ社を設立し、生体認証システムやサイバーセキュリティなどのセーフティ事業、通信事業者向けネットワークインフラ構築事業を重点事業と位置付け、同地域での事業展開を強化してきました。

NEC、XON社を子会社化しアフリカ地域を強化!

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Image: XON HPより

NECは、NECヨーロッパ社を通じて、XON社を子会社化しました。NECは、2016年に発表した「中期経営計画2018」において、セーフティー、グローバルキャリア向けネットワーク、リテール向けICTサービスの3事業を中心に、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」のグローバル化を方針に掲げました。NECは「社会ソリューション事業」をアフリカ地域でも拡大するため、2015年にXON社に25%出資しており、これまで協業関係を築いてきました。

今回、両社が一層連携した事業展開を図るべく、NECはXON社の発行済み株式を追加取得し、出資比率を59.1%まで高めました。XON社の子会社化により、NECは両社の既存顧客への相互販売や製品・技術の相互補完を加速します。また、XON社が有する豊富な高度IT技術者を活用し、コンサルティングからシステム構築、保守までの一貫したソリューション提供力を強化します。これらにより、サブサハラ・アフリカ地域を中心にアフリカ地域での社会ソリューション事業の拡大を目指します。


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