タンザニアに雇用を生み出したい!元青年海外協力隊が仕掛ける養鶏場プロジェクト!

東アフリカに位置するタンザニアでは、学費を払うことができず中等教育を受けられなくなる子どもが少なくありません。この様な現状を変えて行くため、タンザニアで養鶏場を建設し、雇用を増やしていくプロジェクトをスタートさせます!プロジェクト開始の背景から、その実現のために現在挑戦しているクラウドファンディング、タンザニアの雇用機会を増やしたい。養鶏事業、はじめます!についてご紹介させていただきます。

魅力がたくさん詰まったタンザニア!

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タンザニアは東アフリカに位置し、インド洋と8つの国に接しています。国土は日本の約2.5倍。国土の大半がサバンナ気候で、皆さんが想像するアフリカがそこには広がっています。ヌーの大移動で有名なセレンゲティ国立公園はタンザニアの北部に位置し、アフリカ最高峰であるキリマンジャロ山(標高5,895m)もタンザニアにあります。

同じく北部にはルイス・リーキー博士が175万年前のものとされる現代人の祖先、 ジンジャントロプスの化石を発見したオルドパイ渓谷があります。インド洋に浮かぶ島々は美しく、時を忘れてしまします。ここは書ききれないくらい、沢山の魅力がタンザニアには詰まっています。

青年海外協力隊でタンザニアへ!

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いつの頃からか国際協力の現場に憧れており、いつかは青年海外協力隊に参加したいと考えていました。九州大学大学院在学中にその機会を得て、大学院終了後の2011年6月よりタンザニアに2年間赴任しました。

タンザニアを選んだ理由は単純に日本から遠いから!!どうせなら日本から遠い国で働きたいと考え、アフリカの国々中心で選考を受けていました。

タンザニア赴任中は、タンザニア中西部のイリンガという町から1時間ほど離れた村の中等学校で数学教師として働いていました。タンザニアの中等学校は義務教育ではなく、学費を払う必要があります。

しかし、高い学費を払うことが出来ず、退学をせざるを得ない生徒は少なくありません。タンザニアで教師として働いていて、一番つらい時期が学費の納入時期でした。多くの生徒が学費を納入できず、家に帰されるのです。JETROの調査によれば、タンザニアの中等学校では、毎年約7.7万人の生徒が経済的な理由などにより退学を余儀なくされています。

なぜ養鶏場を作るのか!?

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青年海外協力隊でタンザニアに赴任する前から、いつかは起業をしたいなと考えていました。しかし任期が終了し日本に帰国後、会社員とし働いている中で、その夢は忘れ去っていました。そんな中で「養鶏場を建設し、雇用機会を増やしたいから手伝ってくれないか?」とタンザニア人のLeah Amos(リー・アモス)が声をかけてくれたのがきっかけで、本プロジェクトがスタートしました。

養鶏事業は収益性が確保されているのか?という点も気になるところだと思います。タンザニアでは食肉の中で鶏肉が一番人気があります。しかし、高価であるため庶民には手が届きにくい現状があります。また今後もタンザニアの人口増加が予想されており、間違いなく需要は伸びると考えています。

プロジェクトに込めた想い!

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本プロジェクトの最大の目的は雇用機会を少しでも増やすことです。雇用機会を増やし、結果的に学費が払えなくて退学せざるを得ないような学生を減らすことに少しでも貢献できればと考えております。

当初、本プロジェクトで必要な資金は、全て自費で賄おうと考えておりました。しかし、タンザニアについて、色々発信し、知って頂くよい機会になる、クラウドファンディングを通し共感していただける仲間を作っていこうと思い、「Readyfor」で資金調達をすることになりました。

クラウドファンディングでの支援を通じて、600羽の鶏を飼育できる養鶏場を建設し、鶏肉とタマゴを地元のスーパーマーケットやレストランなどに提供します。まず、事業立ち上げの時点で、従業員を4名雇う予定で、将来的には養鶏場から出る鶏糞を利用した自然循環型のオーガニック農業も行い、美味しくて健康的な野菜も提供できるようになればと考えています。それぞれの事業で、毎年2~3名程度の雇用を継続的に増やしていきます。

今回のプロジェクトでは、タンザニア人の手で地域の問題を解決するための手助けになればと考えています。そして、その元気なタンザニアをさらに元気にし、そのパワーを日本にもお届けいたします!ご支援よろしくお願いいたします!

プロジェクトページはこちらから!

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※本記事は室下敏様よりご寄稿いただきました。

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