アフリカで研究者がサバイブするための方法まとめ!〜大学院の研究室・奨学金制度・研究活動事例など〜

すでに研究活動しているところに飛び込む!

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アフリカ地域やケニアには国際連合や国際熱帯農業研究協議グループ(CGIAR)の支所が各国に設置されており、様々な研究・調査プロジェクトが進んでいます。また、国際協力機構(JICA)の開発援助や協力も盛んに行われています。
上記の機関が出している研究プロジェクトへ、インターンシップやリサーチフェローとして参加できる制度もあるそうなので調べてみると良いと思います。実際に、博士後期課程に進学しながらCGIARのリサーチフェローとして給料をもらいながら研究をしている方がいます。まずはそういった機関へコンタクトしてみることも重要かもしれません。

JICA-栄養改善事業推進プラットフォーム

昨今現地での栄養改善を進める研究開発事業が増えてきています。大学が参画していることもあるので、そこにアプローチすることもできると思います。

農林水産省-アフリカにおける新たな栄養評価法の導入による栄養改善推進事業

現在、私が参画しているプロジェクトです。現地の食摂取の状態からフィードバックを返すシステムの構築を目指します!

公的な資金には頼らないでアフリカにいきたい!

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上記で紹介した内容の多くは、ほとんどが税金を財源とした奨学金や資金でした。選考までのハードルが高い!自分でお金を集めてアフリカに行きたい!と考える人もいるかもしれません。そんな方には、下記の方法もあるかもしれませんね。

普通にアルバイトを頑張る

これは一番オースドックス?な方法なのですかね。ただ研究をするという時間を犠牲にしてお金を貯めて研究するということは、せっかくの時間を有効活用できる方法にはならないかもしれませんね。

学術系クラウドファンディング「アカデミスト」

学術研究に特化したクラウドファンディングです。私自身もアカデミストさんの支援をいただき資金を集めることができました。ただ、滞在費に当てたりするのは得策ではないと思います。

フレンドクラウドファンディング「ポルカ」

実際にこれでお金を集めて、ケニアに来る予定の方がいるみたいですね。研究ではないようですが、ケニアに滞在するという意味ではチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

アフリカで起業している日本人の企業で働かせてもらいながら、研究をする。

インターン・アルバイトという形で支援をしてもらいながら研究を進めていく。将来アフリカでの活動を考えるなら、考えてみる価値はあるかもしれませんね。

アフリカで起業して、研究とビジネス両方やる。

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実はこれは私が目指している最終形態です。研究成果をいかに社会に実装するか?そういった面でも両方に足を突っ込んでおきたいなと考えています。研究一筋でやられている方からすると「邪道だ」と怒られてしまうかもしれませんが、持続可能な支援ができる形だと考えています。私の現在目指している目標です。

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