ガーナの農村で悩む日々!子どもたちと触れ合う中で向き合う「貧困とは何か」という問い!【第6回】

そもそも”貧しいとは何か”について向き合う!

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私は、前回の投稿でも書いた通り、将来貧しい子どもを救う仕事に就きたいと考えていて、この研修を将来の1つの指針にしたいと思っていました。

ある時、仲良くなった女の子から、「あなたは将来何になりたいの?」と言われて、私は自分の志や将来に対する想いを子どもと本音で語り合いたいと思っていたので、ついにこの時が来た!っと思いました。

そこで、将来は貧しい子どもを救う仕事に就きたいと答えたら、「貧しい子どもってどんな子?」って聞かれました。私は何も答えることができませんでした。あなたみたいな子だよって答えるのはあまりにも酷です。このことがあったのは村にきてまだ1週間だったのですが、より多くの時間を村で過ごす中で、貧困って何だろう?とか、自分が思っていた貧しい子どもたちがどんな子だったのか、全く分からなくなってしまいました。

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子どもたちが泥だらけでボロボロの服を着ていたり、裸足でサッカーをしていたのに最初はショックを受けたけど、本当にちゃんとした服や、サンダルを一足ももってない子はいなくて、時と場合によっては服装もきちんとしていました。だから、1日だけこの村に来たらこの子たちは貧しいんだなと思うけど、見た目だけで貧困とは言えないし、貧困の定義って1日のカロリー摂取量とかで測ることはできるのかもしれないけれど、幸せと同じでそれぞれが自分の目で見て感じるもので、1人1人違うものなのかなって思いました。

この村を見ただけで貧困を見たって言ってはいけないだろうし、これは一生をかけて見つけていくものなのかなと思いました。


以上、3期生2人目の村上晴香さんに、活動の様子や想いをレポートしてもらいました!次回は3期生3人目の菅野真珠さんに、記事を書いてもらいます!活動から見えてくる彼女なりの村とのかかわり方、想いの変化、葛藤、発見は?熱く語ってもらいます!

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