お久しぶりです!一橋大学一年生の菅野真珠(かんのたまき)です。インターンシップで、ガーナのKwahu Mpraeso Amanfromという農村で日々を過ごしていました。日本とは全く違う環境に戸惑うことも多いですが、生活の全てが非日常でとても刺激的な毎日でした。中編となる今回は、村での活動についてお話しさせてください!

意外だった農村での子供達のコミュニティ

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写真:ご近所さん同士で遊ぶ子供達

農村での暮らしが始まり、渡航前に希望していた通り、農村では農業や皿作りなどの職業やできるだけ現地の人々の暮らしに近い生活を送っていました。それらの経験の中で、彼らの生活ぶりが分かってくると同時に、人々の間にある、繋がりの強さや広さに圧倒されました。日本で行った調査から、小さなコミュニティの中で住むガーナの農村の人々のつながりは強いだろうと想像はしていましたが、正直、予想以上の強さでした。

村人が何度も「私たち村人は皆、家族である」という言葉を言っていたのが印象的でした。村で誰かが亡くなった際は、故人を思ってその村にルーツを持つ人々が国中から帰省して葬式に出席したり、採れた量が少なくても自分の農園の作物を分け与え合ったり、隣人の子供を我が子の様に叱る様子など、日本では見られない光景が見られました。

もちろん、村での暮らしは過酷で、互いの助けなしではやっていけないのは事実ですが、それ以上に、人間関係をとても楽しみ、いきいきと生きている様に見えました。

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写真:皿作り体験の様子

大人たちは仕事などの関係で様々な場で広くて強い人間関係を築いているのが生活していく中で見えてきました。しかし一方で、子どもたちはいつも家が近いメンバー通しで集まって各々で遊んでいる印象を受けました。時には縄張り意識の様な物も感じられ、仲の良い友達でなければ一緒に仲間に入れてあげなかったり、おもちゃを使わせないなど、友達の輪が狭い様子が見て取れました。

せっかく、小さいコミュニティの中で生活をともにしているのに、限られた人としか関わらないというのは、とってももったいないなと感じました。特に、幼い時こそ、多くの人と関わることによって様々な性格の人や自分とは違う考え方に触れることが出来、より多くの学びを得られるのではないかと考え、この現状をどうにか変えたいなと考える様になりました。子どもたちの友達の輪を広げるためにはどうすれば良いだろうか?と悩んだ時に、人間関係の土壌になる様な、村中の子供達がいつでも集まって遊べる様な秘密基地を作りたい!と思い立ちました。

いざ、秘密基地作り!

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写真:ゴミ拾いをしているの様子

秘密基地を作り始める時、「秘密基地の使用者である子どもたちと一緒に作る」ということを一番に大切にしようとに決めました。

もちろん、私がお金を出して大工さんなどのプロに立派な秘密基地を作って貰うこともできました。しかし、お金で出来上がったものを提供するのではなくて、一緒に切磋琢磨して作り上げた秘密基地の方が子供達の中に愛着が湧いて、長く大切に使ってくれるのではないかなと考えました。

また、材料も村の中で簡単に手に入れることができる廃材や、木の枝を使い、もし秘密基地が壊れてしまってもお金や大人の力がなくても修理して使い続けることができる様にと考えました。できるだけ、子供達主体で秘密基地作りを行うことで、将来的に彼らが秘密基地の管理をできる様になって欲しいなと思っています。

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写真:ゴミを縫い合わせている様子

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EN-海外インターンシッププログラム-

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若者を対象に海外インターンシップを運営するアイセックの、ENというプログラムです。ガーナでの「コミュニティー開発」をテーマにした海外インターンシッププログラムを提供しています。