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東アフリカのケニア・ウガンダで活動を行う特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASは、第2回「ジャパンSDGsアワード」において、外務大臣によるSDGs推進副本部長賞を受賞しました。2018年12月21日、SDGs推進本部長である安倍内閣総理大臣、菅官房長官、河野外務大臣らの出席のもと首相官邸にて受賞式が行われ、賞状とトロフィーを授与されました。

ジャパンSDGsアワードとは!?

ジャパンSDGsアワードは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために、2017年6月の第3回SDGs推進本部において創設が決定されたSDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するものです。

NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されます。

エイズ孤児支援NGO・PLASとは?

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PLASは、両親または片親をエイズによって失った「エイズ孤児」と呼ばれる子ども達が、自ら未来を切り拓ける世界の実現をめざしてケニア・ウガンダで活動を続ける国際NGOです。地域のニーズに根差した活動内容を展開し、現在はエイズ孤児を抱える片親家庭の「生計向上支援事業」と、エイズ孤児並びにその片親に対する「ライフプランニング事業」を活動の柱としています。

 

PLASとは「Positive Living through AIDS orphan Support(エイズ孤児支援を通じて前向きに生きる)」の頭文字です。HIV/エイズの文脈で「ポジティブ Positive」とは「HIV陽性(HIVウイルスに感染した状態)」を指すことが多く、陽性者は社会によって自分自身を否定的に捉えられがちですが、特に医療面や公衆衛生の面から、自分の体や健康のためにHIV感染を受容し、目の前のストレスや課題に対処してより良く生きていこうとする考え方もあり、これを「Positive Living」と言うことができます。すなわち、「陽性=Positive」だけど「前向き=Positive」に生きるという意味です。

これはPLASが13年に渡りアフリカで活動を行う中で現地の人達から学んだ、困難な状況に置かれても悲観することなく前向きに挑戦し、その行動の積み重ねによって成長し続けるという姿勢でもあります。「遠いアフリカだけど、エイズ孤児やHIV/エイズに影響を受けた人たちと一緒に歩み続ける、そして私たち自身もカッコイイ生き方を目指す」という思いを込めて、この団体名がつけられました。

誰一人取り残さない世界を目指して!

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2018年12月21日、PLASは第2回「ジャパンSDGsアワード」において、外務大臣によるSDGs推進副本部長賞を受賞しました。今回の受賞に関して、代表理事を務める門田氏は下記のコメントを発表しています。

「PLASは、2018年12月9日で設立から14年目を迎えました。エイズ孤児が差別され、学校にも行けないという現状を知り『こんな状況はおかしい』という思いで続けてきた活動が、このような栄えある形で評価いただけたことを本当に嬉しく思います。治療薬の開発が進み”死の病”と言われていたエイズも、今日では適切な治療を続けていれば寿命まで生きることができるとも言われるようにまでなりました。しかし、PLASが活動するような地域では、今なお経済的・社会的に取り残され、複雑な問題の渦中にいる人達がいます。

PLASはこれまで235家庭・1,906人の子どもたちを支援し、また現地での啓発リーダーの育成を通じて26,785人へエイズ予防教育を届けてきました。これらを成果として受け止めつつ、今後も持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられる”誰一人取り残さない世界”の実現のため、私たちPLASはケニアとウガンダにいる現地の方たち、そして日本国内で応援してくださる方たちとともに、引きつづき活動に邁進してまいります。これからも、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。」

なお第2回「ジャパンSDGsアワード」はPLASの他に、安倍総理大臣による本部長賞に日本フードエコロジーセンターが、菅官房長官及び河野大臣による副本部長賞に、日本生活協同組合連合会、鹿児島県大崎町、一般社団法人ラ・バルカグループ、LIXIL、会宝産業が、SDGsパートナーシップ賞(特別賞)に、虎屋本舗、大川印刷、SUNSHOW GROUP、滋賀銀行、山陽女子中学校・高等学校地歴部、ヤクルト本社、産科婦人科舘出張佐藤病院、フジテレビジョンが受賞しています。

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