豊田通商のグループ会社であるCFAO社は、南アフリカの大手自動車ディーラーであるユニトランスモーター・ホールディングスの発行済株式74.9%の取得について独占交渉を開始したと2019年3月28日に発表しました。アフリカ最大の自動車小売市場への参入することで、南アフリカでの事業だけでなく、汎アフリカ全体の事業強化を目指します。

南ア最大の自動車ディーラーグループ!

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Unitrans Motorの公式HPより

南アフリカのシュタインホフ・インターナショナル・ホールディングス(Steinhoff International Holdings NV’)の傘下にあるユニトランスモーターグループ(Unitrans Motor Holdings)は、南アフリカの大手自動車ディーラーグループの1つで、99社のディーラーを傘下に持ち、10以上の自動車ブランドを取り扱っています。取り扱いブランドは手軽な価格の車から高級車まで幅広く、大きなシェアを持っています。また南アフリカ全土でレンタカー事業や保険事業も展開しています。

従業員数は約6,000人で、昨年度の売り上げは15億ユーロ(約1,850億円)を誇ります。南アフリカの新車市場はアフリカ大陸の中で最も大きく、2018年は550,000台が販売されており、アフリカ大陸全体の45%を占めます。

アフリカ最大の自動車小売市場に参入を計画!

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豊田通商グループのCFAO社は、シュタインホフグループと締結した基本合意契約書に基づき、Unitrans Motor Holdingの発行済株式 74.9%の取得について独占交渉を開始しました

。また、残りの25.1%の株式は黒人経済強化政策-幅広く黒人の地位回復を目的とした南アフリカ独特の制度であるB-BBEE(Broad-Based Black Economic Empowerment)政策に基づき、シュタインホフグループが現地企業へ譲渡し、CFAO社と合弁事業を形成することで、南アフリカの経済成長に寄与していきます。

CFAO会長兼CEOであるRichard BIELLE氏は、「従来、南アフリカでは車の生産部品供給と物流サービスのみを展開していた当社にとって、アフリカ最大の自動車小売市場への参入は、南アフリカでの事業強化になるだけでなく、汎アフリカ全体の事業にとって大きな節目になる」とコメント発表しています。

なお、本件株式譲渡はシュタインホフグループおよびCFAO両社による最終合意契約書への締結と、南アフリカ各当局および関係各所による承認が前提となります。


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