アフリカの人々の為に、募集を行っているクラウドファンディングのプロジェクトを今月もご紹介します。
12月も日本人による素敵なプロジェクトが多く始まっていますね。
熱い想いを触れて、もし琴線に触れるモノがあればぜひ応援してください。
1) ガーナのアブイチタ村に学校を建設！260名の子ども達に教育を！
アフリカの西部に位置するガーナ共和国。NPO法人Doooooooo代表理事の銅冶勇人さんは、ガーナのアブイチタ村に暮らす260名の子どもたちが教育を受けることができる幼稚園と小学校を開校するために、クラウドファンディングを実施しています。
水道もないアブイチタ村に学校建設の話が持ち上がって10年が経ちましたが。学校建設は進んでいません。住民たちで柱とトタン屋根を組み立て仮の学校を作ったこともありましたが、ガーナでは必須である教師用宿舎までの資金が回らず、教師の確保が難しくなったそうです。
学校建設が進まないアブイチタ村では、村の人たちの”子供たちに教育を受けさせたい”という願いとは裏腹に、親の農業の手伝いや出稼ぎなど働いて毎日を過ごしているとのことです。この学校建設では校舎だけではなく、図書館や職員宿舎、サッカー場も併設予定です。子供たちが教育を受けられるだけでなく、大人も集えるコミュニケーションの場として「村のみんなの学校」を目指しているそうです。
アブイチタ村の様子や、想いに共感された方は、ぜひREADYFORのページをご覧ください！
引用元：https://readyfor.jp/projects/GHANAschoolproject
2) タンザニアの学校に井戸を掘り、安全できれいな水を届けたい！
アフリカの頭部に位置するタンザニア連合共和国。青年海外協力隊で学校保健活動に従事している伊藤恵子さんは、ムクランガ県の学校に安全できれいな水を届けるためにソーラーパネル式の井戸を設置しようとしています。
伊藤さんが暮らすムクランガ県にある学校22校のうち7校には水設備がないため、生徒が遠方まで水汲みに行っています。ただ1回で運べる水の量は限られているため衛生環境が悪化し、生徒が感染症にかかってしまうことがあるそうです。また水は白濁しており、飲み水や給食調理などに使うことはできません。
集めた資金を通してソーラーパネル式の井戸を設置することで、安全な水がいつでも手に入るようになります。学校給食や学校農園活動に使われるだけでなく、近隣住民に解放することで地域と学校の関係強化にも繋がっていきます。より多くの人がきれいな水にアクセスできることで、感染症の予防に役立ち、生活環境を大きく変えることができます。
タンザニアでの伊藤さんの活動の様子や、想いに共感された方は、ぜひREADYFORのページをご覧ください。
引用元：https://readyfor.jp/projects/keiko5434
3) ザンビアの栄養不良で悩む600人の子ども達に栄養教育と給食を！
アフリカの中部に位置する内陸国、ザンビア。アライアンスフォーラム財団（AFF）が実施する栄養改善プロジェクトの教材作成に携わっている5人の大学3年生は、ザンビアの貧困地域バウレニに位置する小学校で600人の子供たちに栄養教育と給食を届けるためにクラウドファンディングを行っています。
世界の栄養不良問題をリサーチしていたプロジェクトメンバーの大学生たちは、ビタミンやミネラルの微量栄養素の慢性的な欠乏によって引き起こされる「慢性栄養不良」問題に着目しました。エネルギー不足で痩せ細る「急性栄養不良」に対して優先的に食糧支援が行われていることから、「慢性栄養不良」は 「見えない飢餓」とも呼ばれ、世界に約20億人もいるとされています。
これまでメンバーたちは、現地の人々に栄養知識を定着させるために3度教材を作ってきました。現地の人々によりセミナーは実施されてきましたが、より効果的に栄養知識の定着を図るために、メンバーが実際に現地に赴き少人数の参加型授業を実施する予定です。また現地の選抜メンバーと共同運営することによって、持続可能な栄養教育を目指しています。
ザンビアでのセミナーでの様子や学生たちの熱い想いに共感された方は、ぜひREADYFORのページをご覧ください。
引用元：https://readyfor.jp/projects/zambiaeiyou
気になるプロジェクトはありましたか？
アフリカで挑戦している方々にぜひ応援をよろしくお願いします！！
凡
