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エチオピアで発生している干ばつは、近年で最悪と言われるエルニーニョ現象とあいまって、穀物の不作や家畜の大量死を引き起こしています。国連WFPによると、人道支援が必要な人は昨年に比べ約3倍に増加し、今や国土の4分の1に及ぶ地域が栄養危機に陥っています。

1月末、アーサリン・カズン国連WFP事務局長と潘基文(パン・ギムン)事務総長は、首都アディスアベバから車で数時間の干ばつ被災地を視察しました。潘基文事務総長は、今回の干ばつの被害規模は、どんな国の政府にとっても重すぎる負担であると指摘し、「国際社会は、エチオピアの人々と共に危機に立ち向かわなければなりません。速やかな支援が、人命を救い、更なる苦しみを食い止めます。また、エチオピアが成し遂げた、これまでの目覚しい開発を後戻りさせないためにも、速やかな支援が重要です。」と述べました。

今年、緊急に人道支援を必要とする人は人口の約10%に当たる1,020万人と推定されています。国連WFPはエチオピア政府を通してそのうち760万人に食糧支援を行っていく予定です。ただ国連WFPは6月まで支援を継続するために必要な活動資金が得られていない現状です。必要な資金が得られなければ4月いっぱいで支援を打ち切られることとなり、エチオピアの人々の栄養不良率が急速に上昇することが懸念されます。


引用・画像元:国連WFP(プレスリリース)

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