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ユニセフ(国連児童基金)は17日、東部・南部アフリカで深刻化している飢餓の被害状況を発表しました。2年に及ぶ異常な雨と干ばつに、過去50年間で最大規模のエルニーニョ現象が重なった為、地域全体で約100万人の子供たちが飢餓や水不足、病気のリスクに直面しています。食糧価格の上昇により状況は悪化しており、食事を抜いたり、生活物資を売ったりしながら、この状況を対処せざる得ない状態にまで陥っています。

アフリカ南部に位置するレソト、ジンバブエ、南アフリカ共和国の大半の州は、深刻化するリソース不足に直面しており、災害緊急事態を宣言しています。また東部アフリカのエチオピアでは、食糧支援を必要とする人の数が、2016年末までに1,000万人以上から1,800万人に増加すると見込まれています。

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ユニセフは、エルニーニョ現象が東部・南部アフリカで暮らす影響を人々に引き起こしている最新の被害状況を、以下の通り発表しました。

  • エチオピア:雨不足の季節が2度続き、現在600万人近くの子どもたちが食糧支援を必要としている。子どもたちは水を求めてより遠距離を歩かなければならないため、学校の欠席が増えている。
  • ソマリア:支援を緊急に必要とする人々の3分の2以上が避難民である。
  • ケニア:エルニーニョ現象に関連した豪雨と洪水により、コレラの感染が拡大している。
  • レソト:人口の4分の1がエルニーニョ現象の影響を受けている。子どもの34パーセントが孤児、57パーセントの人々が貧困ラインを下回る生活を送り、4分の1近くのおとながHIV/エイズと共に生きているという同国の深刻な状況を、さらに悪化させている。
  • ジンバブエ:推定280万人が食糧・栄養不足に直面している。干ばつの影響により、稼働している数少ない掘削孔から得られる水の量は減少し、特に下痢やコレラなど水に起因する病気のリスクが高まっている。
  • マラウイ:過去9年間で最悪の食糧危機に陥っている。人口の15パーセント以上に相当する280万人が飢餓のリスクに直面し、重度の急性栄養不良の症例は、2015年12月から2016年1月のわずか2カ月間で倍増した。
  • アンゴラ:主に南部の半乾燥地帯で、推定140万人が異常気象の影響を受け、80万人が食糧不足に陥っている。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、エルニーニョ現象により悪化した干ばつの影響を受けたコミュニティがその回復に要する期間は、仮に今年の後半に農業生産条件が改善されたならば、約2年と推計されています。

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引用元:ユニセフ(プレスリリース)

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