世界各国の国旗を見ていると、

デザインも色使いも大きく異なっていて面白いですよね。

 

今回は東アフリカの3カ国をピックアップして、

その国旗に隠された深イイ理由を探ってみたいと思います。

 

それぞれの国は地理的にはとても近いのですが、

全く違った国旗を使っているんです。


1)独立を勝ち取ったアフリカの希望の光、エチオピア

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こちらが輝かしい伝統を持つエチオピアの国旗です。

 

それぞれの色に込められた意味は以下のとおりです。

・緑:広大な大地・農業の実りなどを表しています。

・黄:平和と希望への願いが込められています。

・赤:独立のために流された血を表しています。

 

平和を表す青色の円の中央に描かれている「ソロモンの星」は、

国家と国民の輝かしい発展の象徴として描かれています。

 

緑・黄・赤の3色を基調としたエチオピアの国旗は、

とてもアフリカらしい色使いをしていると感じた方も多いのではないでしょうか。

 

それもそのはず。

 

アフリカはイタリアに一時占領状態にはありましたが、

完全に植民地の状態にならず、また早い時期の独立であった為、

1950年以降に独立した多くのアフリカ諸国がアフリカ色としてこの3色が引き継がれました。

 

この3色は「汎アフリカ色(はんアフリカしょく)」と呼ばれ、
南アフリカ、ガーナ、カメルーン、セネガルなどの多くの国で使われています。

 

中央の星が一番星を連想させ、

どこか輝かしく誇らしい国旗に見えるのは僕だけでしょうか。


2)東アフリカ最大の経済国家、ケニア!

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ケニアの国旗は、1963年にイギリスから独立した際に制定されました。

 

これらの色には、それぞれに深い意味があります。

・黒:肌の色である”黒”に対する誇りを表現しています。

・赤:独立を勝ち取る時に流された”血”を表しています。

・緑:ケニアの広大な”大地”を表しています。

・白:平和への願いを込めて、”平和”と”国民の団結”の2つの意味を表しています。

 

また、ケニアの国旗の中心部には”盾”と”槍”が描かれています。

この中央の紋章は、ケニアの戦士”マサイ族”の盾と槍を表しているそうです。

 

独立戦争の際に、イギリス軍は銃を使いましたが、ケニア軍は銃を使わず槍と盾で独立を勝ち取りました。

その誇りを中央に刻み、そこに”自由”と”独立”の意味を込めています。

 

イギリスとの独立戦争によって独立を勝ち取ったケニアが、

これから自分たちの足で歩いていくという強い意志を感じることができますね。


3)ジェノサイドという悲劇を乗り越えた国、ルワンダ!

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水色というとても爽やかな色使いのルワンダの国旗。

この国旗には以下のような意味が込められています。

・水色:ルワンダの青い空

・緑:豊かな大地、農業の繁栄を表します。

・黄:平和と繁栄への希望を表しています。

 

そして右上に位置している光輝く太陽は、

国民が団結し、明るい未来を築き上げていくという想いが込められています。

 

実はこの国旗ルワンダ紛争による大量虐殺(1990年〜94年)の後に変更されたものです。

それ以前は、エチオピアと同じ緑・黄・赤ラインと中央部分にルワンダの頭文字「R」というデザインでした。

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100万人もの虐殺が行われた悲しい出来事を乗り越えるため、

血を連想させる赤色を変更したと言われています。

 

そして今のルワンダは急成長を遂げており、

アフリカのシンガポールとまで言われるまでになりました。


国旗の意味を調べるだけで、

その国の歴史が見えてきて面白いですよね。

 

今後もアフリカ各国の国旗をご紹介できればと思います。

 

 

Photo credit: borkur.net via Visual hunt / CC BY

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