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アフリカ南部に位置するジンバブエ共和国は、近年最悪とも言われるエルニーニョ現象に伴う干ばつが拡大した影響で、栄養不良時の割合が過去15年間で最悪レベルに陥っていると16日、ユニセフ(国連児童基金)が発表しました。飢餓に苦しむ家族の数は8ヶ月の間で倍増しており、重度の慢性栄養不良の子どもたちは、3万3000人にも上っています。

干ばつで広がる飢餓!食糧支援が必要な子どもの数は全体の半分以上!

ユニセフによると、雨不足の季節が2度続いたことで農作物の収穫や食糧の備蓄が減り、飢餓や栄養不良が急増しています。水源は枯渇しており、多くの家畜を死に至らしめています。

先月発表されたジンバブエの脆弱性評価調査によると、ジンバブエの農村部に暮らす280万人近くの人々が食糧支援を必要とする見込みです。これは農村部人口の30パーセントにあたります。調査によると、家庭に対する干ばつの影響は特に甚大で、悪影響を受ける子どもたちの数は半数となる140万人にも及んでいます。

近年最悪の急性栄養不良に陥るジンバブエの現状とは。

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飢餓状態に直面している世帯の割合は、2015年5月の16パーセントから、2016年1月の37パーセントまで2倍以上に増加しています。5歳未満の子どもたちの2.1パーセントが重度の急性栄養不良に陥っており、これは緊急対応が求められる2パーセントという国際的な水準をわずかに上回る数字です。全体の急性栄養不良の割合は5.7パーセントと、過去15年間で最も高い水準に達しています。重度の急性栄養不良に陥っている子どもたちの多くは1歳から2歳となっています。

また平均35パーセントの世帯が十分な生活用水の供給を受けていません。水不足により、子どもたち、特に女の子は水を求めて長い距離を歩かなくてはならない状況に陥っています。また子どもたちは、不衛生な水によって下痢や腸チフス、コレラなど水媒介性感染症のより高いリスクに晒されています。

ジンバブエの子どもたちへ人道支援を行うユニセフ!

「子どもたちは今回の危機の猛威に耐えています。このような水準の栄養不良は15年以上も見たことがありません。政府も対応に全力を尽くしていますが、この危機が手に負えなくなるのを防ぐため、さらに多くの支援が必要です。」とユニセフ・ジンバブエ事務所代表代理のジェーン・ムイタ氏はコメントしています。

ユニセフは、2016年のジンバブエの子どもたちへの人道支援の資金として、2,100万米ドルの支援を要請しています。追加的な財源がなければ、ユニセフは栄養や保健、水と衛生、HIV/エイズ、教育、子どもの保護における、子どもたちの人道支援要請への対応を継続することができなくなる可能性があります。ユニセフの取り組みは、厳しく不利な状況に置かれた女性や子どもたちが今回の危機に耐え、対応し、回復するための支援に力を尽くしています。


引用元:プレスリリース

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