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「アフリカ・ライジング」と呼ばれるアフリカの急成長も中国経済の失速を受けて、サブサハラ以南の国々では成長の見通しが大幅に悪化しています。中国は同地域にとって最大の貿易相手国です。国際通貨基金(IMF)によると、今年の同地域の成長率は世界金融危機以前の最低水準にまで落ち込み、来年もほとんど回復しないとみられています。

経済への影響が最も深刻なのは原油価格安で大きな打撃を受けたナイジェリアやアンゴラなどの産油国です。IMFは、サブサハラ諸国の国内総生産(GDP)の約半分を占める主要産油8カ国の今年の経済成長予測を7%から3.5%に引き下げました。

またその他の国々も、過去10年間の余剰収入で十分な対策をしていなかった為、多くの国々が世界金融危機の時期以上の財政難に陥っています。例えばガーナは、金価格の下落が大きな影響を及ぼしています。2007年に石油が発見されたのを契機に、ユーロ債を発行するなど外国からの借り入れを増やしてきました。その結果、ガーナの利回りは急上昇、通貨は急落し、IMFに支援の要請を行いました。

同記事ではアフリカ大陸には大きな可能性があるので、過度に悲観的になるべきではないが、これまでの考え方が楽観的に過ぎていたと締めくくっています。

Photo by:Financial Times
引用元:Financial Times

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