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アフリカ西部に位置するベナン共和国は、安全な水へのアクセスを確保するべく、国際協力機構(JICA)と最高10億7,100万円の無償資金協力を締結しました。ベナンでは人口増加に伴い水需要が増加したことで、安全な飲料水の確保が急務の課題となっており、2015年までに都市部の給水率を75%とすることを目指しています。

安全な水へのアクセスを!ベナンが抱える水問題とは。

西アフリカに位置するベナンは,日本の約3分の1の国土を持ち、約1,060万人が暮らしています。人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約890米ドルです。タレントで、駐日ベナン国大使でもあるゾマホン・イドゥス・ルフィンの出身国でもあります。

人口増加に伴う水需要の増加によって,安全な飲料水の確保が急務の課題なっているベナンでは、都市部の給水率を2015年までに75%にすることを目指し、取り組みが進められてきました。しかし、南北を結ぶ交通の要衝「グラズエ市」及び「ダッサズメ市」においては水源が限られていることから給水量が少なく、全国平均を下回っています。2013年の同市の給水率は約50%前後に留まっており、とても低い水準となっています。

「グラズエ市及びダッサズメ市における地下水を活用した飲料水供給計画」って何?

JICAは3月31日、ベナンとの間で10億7,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約「グラズエ市及びダッサズメ市における地下水を活用した飲料水供給計画」を締結したと発表しました。

今回のプロジェクトでは、給水率の低さが課題となっているベナン中部の2都市(グラズエ市及びダッサズメ市)において、新規水源を開発し、配水管、高架水槽等の水道施設を建設します。これにより、給水量の増大を図り、水因性疾患の減少や住民の生活環境改善を図ります。深井戸の設置等によって新規水源が開発されることで、給水量がグラズエ市で2.4倍、ダッサズメ市で3.8倍になることが想定されています。これにより、両市の住民約3万2千人が安全な水にアクセスできるようになります。


引用元:外務省 報道資料JICA ニュースリリース
※写真はイメージです(Photo credit: Hugo! via Visual hunt / CC BY-NC-SA

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