ブルンジの治安が悪化。国連部隊派遣を含めた対策を協議へ。

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アフリカ東部ルワンダに隣にある内陸国、ブルンジ。ここ最近ブルンジでは、大統領派と反体制派が対立し、治安の悪化を招いています。この状況をうけて国際連合の安全保障理事会は、ブルンジに国連部隊派遣を含めた対策を15日以内に提案するように、潘基文(パン・ギムン)事務総長に求める決議案を全会一致で採択しました。

きっかけは2015年7月下旬に行われた大統領選挙において、当時大統領であったブクルンジザ氏が憲法違反となる3選を強行して、当選したことです。8月にはルワンダのブクルンジザ大統領の右腕であり、事実上の政権ナンバー2であったヌシミリマナ将軍が襲撃されて、殺害されました。これにより政府と反体制派との対立が深まっていきました。

1994年に隣国で起きたルワンダ大虐殺は記憶に新しいと思います。ツチ族とフツ族の対立によって、約50~100万人が犠牲となりました。ブルンジも同じくツチ族とフツ族で構成された国です。同じ悲劇を繰り返さないために、早急な対策が求められます。

photo credit: Young Burundian boy in refugee camp. via photopin (license)
引用元:TBS NEWS

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