前回の投稿に引き続き、協力隊のデザイン職種の仕事について書きたいと思います。

前回は私の配属先での役割とか仕事とかについて書きました。↓
「途上国でデザイナー?お前何やってるの??よくわかんないだけど って言われるタイプの活動です。」

今回は配属先以外の仕事についてです。

デザイナーはその仕事の性質上、サポートをするケースが多く、
他ボランティアの活動に関わる仕事や、大使館の文化交流事業、
現地でのJICA宣伝広報など多岐に渡る仕事がついてきます。

配属先の技術移転はめっちゃ難しいし成果みえにくいですが
この課外活動的なものは成果がみえやすいことが多いです。

1)他ボランティアの活動支援

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ボツワナの人事院に職種 行政サービス、5S隊員として派遣されているJVの仕事で、5Sマニュアルの制作。ムービー版も制作しました。

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左はコミュニティ開発隊員、貧困撲滅プロジェクトでクラフト販売をロッジなどにおろすためのリリース、右はボツワナ公務員大学という研修施設でレクチャラーをしているSVのワークショップ宣伝チラシ。

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行政サービス隊員がはじめたプロジェクト、肥満撲滅運動のためのツール。左はBMI値早見表(身長計になっている)と右は階段1段登るたびに消費するカロリーを大まかに砂糖で表示しカロリー消費の状況を可視化した。(ボツワナ人はスプーン5〜10杯くらいお茶に砂糖を入れるので)

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ベトナムの訓練同期でコミュニティ開発隊員の仕事。パッケージをかえて売り上げをあげ、収入創出につなげる。結果的に売り上げ3倍にすることに成功した。

2)JICAボツワナ支所の現地での広報・宣伝

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JICAボツワナのブロシャー(三つ折り)。JICAボツワナ国内での専門家含めた状況を私がJVのくせによく知ってるのはコレ作ってるせいです。

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JICAボツワナ BCFというボツワナで行われる見本市のブースデザイン一式。JICAボツワナの活動を宣伝しています。

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JICAボツワナカレンダー。ボランティアにフォーカスして活動内容を記載したカレンダー。新規の要請獲得を目指しています。

3)日本大使館 現地での文化交流事業関係

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日本大使館が発行している日ボツ交流事業の年間レポート(冊子)。

4)日本向けボツワナ広報

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GAPE(ハーペ) JICA Botswana Information Site  ボツワナの情報サイトの運営。

他にもリトリップやこのサイト等に記事を書いて少しでもボツワナの存在感をあげようとしています。

この職種は配属先に仕事なくてもいいくらい仕事がある

上記の他にも配属先に「こんなのつくったら?」プレや、
ボツワナの広報活動とか自主的に始めるとやることはいくらでもあるのがこの職種です。

隊員はすべて潜在的なクライアントだったりします。

繁忙期の就業時間は午前7時〜午後8時、正規の時間(7時半〜16時半)になるべく配属先の仕事やって、
のこりを課外活動にあてる生活です。(配属先が閑散期の時は他仕事をすすめています)
追いつかなくなって土日に出ることもあります。
きりがないので、最近は週最低1日をノー残業デーに決めてその日は早々に帰宅するようにしています。

というか、そもそも博物館自体が残業と休日出勤がある国でして、館内の現地人もいわゆる社畜が多いです。
ひどいときは徹夜とかしてる人います。
イベントの会場設営が追いつかなくて午前様なんてこともあります。

あ、ちなみに「こんな大変なの」って書いといてなんですが、
ネット環境ある方であれば他国JICAボランティアからの仕事は無償で引き受けております。
お気軽にご連絡くださいませ 笑

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Hiromi Ame
グラフィックデザイナー。東京の広告制作会社2社に合計約8年の勤務を経て、2014年7月より青年海外協力隊で南部アフリカのボツワナに派遣、国立博物館の制作部にデザイナーとして配属されています。アフリカにいながらカンボジア(東南アジア)のNGO団体の広報活動の仕事もしていたりします。他国ボランティアからデザインの仕事も引き受けていますので、お気軽に連絡ください。