ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

キガリマラソンのハーフを走ってきました。

「千の丘の国」と呼ばれるほど起伏の激しいルワンダなので、この大会は「世界一過酷」とも言われています。

しかし、世界一なのは「過酷さ」だけではありませんでした。

このマラソン、「雑さ(適当さ)」でも世界一です。

レース全容

予定では7:15集合、7:30スタート。

ところがギリギリになってしまい、トイレも準備運動もままならないまま、なんとか7:20ごろにスタートラインに到着。

kigali marathon start

JICA関係者4,5人と一緒にいたんですが、その他10人ほどいるはずの日本人が見当たりません。

みんなまだ来てないのかな? とか話していると、

パーーーン!!!

と、スタートの合図が。

7:24まさかの前倒しスタート

そんな適当でいいんですか。

その場にいなかったみんなは、スタジアム入り口でその音を聞いてスタート前から全力疾走してたそうです。

7:52。快調に走っていたものの、だんだんと上り坂が険しくなってきました。

坂0752

7:53。こんなに屈強な男性も、苦悶の表情で登っていきます。

坂0753

このぐらい厳しい傾斜のところは、走ってもあまり変わらないので無理せず歩きました。

07:49。約5km。最初の給水ポイント。プラスチックカップに入ったミネラルウォーターをもらえます。ところどころ水を含ませたスポンジも置いてありました。

08:03。だいぶ登ってきて綺麗な眺めが!

景色0803

8:15。約半分の10km。ここまでは もう半分か!結構余裕だな と思ってました。ここまでは。

この辺りにも給水ポイントがありました。

10km

8:38。JICAオフィス近く。3つ目の給水ポイントがなかなか出てこず辛かったです。しかもいやらしい角度の上り坂が地味に続いていきます。

JICA近く

8:44。約15km。やっと3つ目の給水ポイントがありました。と思いきや、

コップが一個もない!

水もほとんどない!

まだ後ろに何百人もいるんだけど…。

ちょろっとだけ手ですくって飲みました。これがルワンダクオリティか…。

この辺りからしんどすぎて写真を撮る余裕もありませんでした。

8:56。アマホロスタジアム前まで戻ってきました。しかしここから外周を大きくぐるっと一周させられます。

もう見えてるのに…。しかもまだまだいやらしい角度の上り坂が続きます…。

9:15。約20km。4つ目の給水ポイントがあるはずなんですが、もはやその影すらありません。雑すぎる…。

9:19。やっとスタジアムに入れました。これほんとにコース合ってる? と不安になるほどスタジアムの周りをぐるっとまわらされました。

9:24。トラックをまわって、ようやくゴール!

ゴールしたら冷たいファンタをもらえました。しかしこのファンタすら途中から品切れになり、もらえない人も。

世界一過酷なマラソンと言われるのも納得です。

参加賞はスポンサーであるMTNのランニングシャツと、ボトルと、バッグ。

参加賞

レース結果

レース当日に発表された非公式結果(公式結果は1週間後に発表)では、

326/816位  2:00:31

でした。

result

……手元の時計では確実に2時間切ってたよ!!

他の選手の記録でも明らかにおかしいタイムがありますし、この雑すぎる大会のことなのでぼくはこの結果を信用しません。

この表を見ると2013年生まれの人がやたら多くて、 結構若い人が多かったんだな と思ってたんですが、よく考えたら2013年生まれって3歳やん

やはりこの結果は信用出来ないので、「2時間以内に完走」という目標は達成したことにしちゃいます。

でも文句無しで目標達成するためにまた来年も挑戦かな…。

走行データ

ハーフはアマホロスタジアムから、ニャルタラマやJICAオフィスのあるカチールなどを通ってまたスタジアムまで戻ってくるコースです。

キガリマラソン走行データ

グラフのカラーの線が速度、影になっている山が高度を表しています。ご覧のとおり起伏だらけですね。

このアプリによると、タイムは2:00:05、速度5’35″/km、高低差388m、消費カロリー1,250calでした。

この記録、スタートとゴール前後で数十mの誤差があるので正確ではないんですが、なぜか21.5kmもあります。

ハーフマラソンって21.0975kmじゃないの…

その差分の400mで最後めちゃくちゃしんどかったよ…。

本当に過酷なのはフルマラソン

ちなみにフルマラソンは、このコースを2周します。同じコースを走るのは精神的に辛いですね…。

しかも制限時間は6時間なのですが、途中からはもちろん水なんか無くなりますし、スタートから3時間ぐらい経つと道路の封鎖も解けて普通に人も車も通り始めます

もう街全体でランナー無視です。

これを走り切るには相当なメンタルが必要ですね…。完走した人たち、ほんとにすごい。

走る前は 今年ハーフ走ってみて、来年はフルかな なんて考えてたんですが、絶対にフルには出ないと心に決めました。

時間通りに始まらなかったり、水がなかったりと、驚きの連続でしたが貴重な経験が出来ました。

ルワンダや近隣諸国で暮らすみなさん、ぜひ一度キガリマラソンに挑戦してみてください。

タケダノリヒロ(@NoReHero

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Norihiro Takeda

Norihiro Takeda

コミュニティ開発(Community Development Officer)青年海外協力隊(Japan Overseas Cooperation Volunteers)
2016年1月から2年間、青年海外協力隊としてルワンダで活動します。 前職は菓子メーカー営業。水問題を中心に、地域の人々の生活改善をお手伝い。 これからルワンダに来る方々の役に立つ、現地リポーターならではの生の情報をお届けします!