みなさまこんにちは。ケニアからSJです。

ナイロビは雨期が明け、晴天が戻ってきました。

先週までのNGOのお仕事紹介(日本人のためのアフリカお仕事紹介第一弾!NGO職員はサラリーマン!)、政府関係のお仕事紹介(日本人のためのアフリカお仕事紹介第二弾!公的機関でのお仕事 -外国人を虜にするアフリカの魅力とは-)に続いて、今回は民間企業でのお仕事を紹介します。

アフリカに進出している日本の企業はたくさんあります。商社、プラント系、メーカー等の既存企業はもちろん、最近はアフリカで事業を立ち上げる日本人の活躍も見られますね。

私が経験したのはODA専門商社の仕事です。

あまり知られていない仕事ですので、まずは概略からご紹介します。

ODA専門商社とは

ODA(政府開発援助:日本政府が開発途上国へ政府を通して機材供与や技術協力等を行う枠組み)事業で供与される資機材の調達・輸送・据付等を請け負う商社。

こう説明するとよく「開発コンサルみたいな感じ?」と言われますが、そうではなくてコンサルの下請けにあたります。

ODA事業の履行にかかわる組織は上流から並べるとこのような感じです。

外務省→JICA→開発コンサルタント会社又はJICS→商社→輸送会社・委託技術者等

輸送は輸送会社に、一部機材の据付は外部の技術者に委託しますが、商社の職員も現場に入って引き渡し/完工までの細かい調整を担うので、かいつまんで言うとODA事業履行の末端を担う仕事、ということになります。

ちなみに有名商社でODA部門を持っているところもありますので、こういった仕事をしているのは専門商社ばかりというわけではありません。

IMG_1402(写真:エチオピア南東部へ移動中にラクダの群れに出くわす。2010年撮影)

23歳、初めてのアフリカへ

私は大学を出てほどなくして東京の某ODA専門商社に就職し、機材の内陸輸送と据付・引き渡しのためにエチオピアに赴いたのは23歳の頃でした。私にとって、これが初めてのアフリカ訪問でした。

大学生のころから途上国に漠然と関心を持っていたので、長期出張は入社以来心待ちにしていたものでした。この事業はエチオピア国内9か所(たしか)の職業訓練校に機材を配送し引き渡すものだったので、1か月ほどの出張になる予定でした。

ところが、直前になって社長が「首都だけ行って1週間で帰ってきなさい、親御さんも心配でしょう」と言い出したのです!

当時社で私は最年少、そして経験も浅い女性、ということで心配してくれたのですが、私は「親の許可が取れればいいんですね、私の親はこういったことには口を出しませんが」(←事実)と強硬に応じ、社長は翌日には折れました。

そして私はめでたくアフリカの地を踏むことになったのです。

IMG_2553(写真:北部の山岳地帯は絶景。2010年撮影)

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SJ
23歳のころ民間企業での開発支援の仕事で訪れたエチオピアでアフリカと出会い、その生命力に魅了される。その後ナイジェリアで政府機関による小規模開発支援事業の運営に携わったあと、英国の大学院でアフリカ研究の修士号を取得。NGOでケニアでの難民支援の現地事業責任者を務めた後フリーランサーに。主な関心分野はアフリカの文化・社会と諸課題、援助政策、開発アプローチ等。 個人ブログ新個人ウェブサイトを開設しました。