COP21において、アフリカ再生可能エネルギーイニシアティブが発足。1,000億ドルの拠出を目指す。

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フランスのパリで開催されていた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が閉会し、196の国と地域が世界の気温上昇を2度未満に抑えることに合意したパリ協定が採択されました。

また12月8日には同会合においては、途上国支援の一環としてアフリカ再生可能エネルギーイニシアティブ(Africa Renewable Energy Initiative)が発足し、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によって共同宣言が出されました。

同イニシアティブは、アフリカやその他の途上国・地域でのエネルギー不足を削減するために再生可能エネルギーへのアクセスを促進し、2020年までに個人投資家や開発金融機関や多国籍開発銀行から多くの財源を拠出することを約束しています。また2020年までに新たに10GWの再生可能エネルギー発電容量を最低限達成することを目指しています。

共同声明では、先進国によって2020年までに全体で1,000億ドルが支援される旨が表明されています。現在は、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、アメリカ、イギリス、EU、スウェーデン、オランダが共同宣言に名を連ねており、今後も新たな国を歓迎しており、表明国は増えていくとみられています。

※写真はイメージです。
Photo credit: james.harris.anderson via Visualhunt / CC BY-NC-SA
参照元:Africa Renewable Energy Initiative Joint Statement

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