ケニアのスラム街で育った青年が京都大学へ〜クリスマスにちょっといい話〜

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「子どものころ、母と兄弟6人でケニア、ナイロビのコロゴチョというスラム街で育ちました。母は野菜を売って生活していましたが、家族の食費もままならず、学用品も、靴すらも買えませんでした」

そう語るのは京都大学大学院農学研究科で学んでいるスティーブン・ンジェヒアさん。

スティーブンさんは、国際NGOワールド・ビジョンが実施する寄付プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」の支援を受け、奨学金により日本へ留学をしています。

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「世界の反対側に住んでいる誰かが、僕のことを気にかけてくれていつも励ましてくれたことに感謝しています」

将来は、故郷ケニアに戻って農業の知識を活かして貢献したい、日本で体験したことをスラムの子どもたちに伝えたい、と言います。

ケニアはサブサハラ以南アフリカで第3位の経済規模を誇る国である一方、アフリカ最大級の規模であるキベラスラムがあるなど貧富の格差が課題となっています。スティーブンさんの様な学習意欲の高い若者が、きちんと教育を受けられる環境を整備することが課題解決に繋がる手段の1つだと思います。

ワールド・ビジョンが展開するチャイルド・スポンサーシップは、途上国の子どもの健やかな成長を支援するプログラムです。寄付金は水衛生、保健、栄養、教育、生計向上など、10~15年かけて実施される地域支援の活動に使われます。現在日本では、5万人以上のチャイルド・スポンサーが、23カ国の子どもたちの未来を支えています。チャイルド・スポンサーになると支援地域に住む子ども”チャイルド”が紹介され、文通や訪問で交流を深められます。

現在、3000人のチャイルド・スポンサーを募集するキャンペーンを実施中(11/1〜12/28)です。12月24日時点で、2400人が新たに支援の輪に加わっているそうです!詳しくは⇒ http://goo.gl/WqQG9s

■ワールド・ビジョン・ジャパンとは
ワールド・ビジョン・ジャパンは、キリスト教精神に基づいて、貧困や紛争、自然災害等のために困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。詳しくは www.worldvision.jp へ。

引用元:PR Times
Photo by:PR Times

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