④日本の凄さを再認識
最後はこれ。やっぱり日本はすごい国です。
マラウイで半年生活して、マラウイ人の目線から日本を見ることができるようになってきた気がします。
日本のGDPはマラウイの約121倍。
(2016年一人当たりの名目GDP 日本:34,870.93USドル マラウイ:286.98USドル)
マラウイにとって、日本はお金持ちでハイテクな国。
日本にいたときは、「経済も停滞して失われた20年から抜け出せないし、高齢化も進んで老人の国になっていくし、これからの日本やばいな」と実はずっと思っていました。
日本国内でニュースを見ていると、私のように自国ダメダメ論な人が多い気がします。
ですが、一度日本の外にでてみるとその目線は変わりました。
やっぱり日本はGDP世界第3位の国。
世界196か国ある中で、日本はこの世界を率いていくポジションにある国です。
自分がマラウイ人化していて、最近日本について一番びっくりしたのが、イギリスのEU脱退のニュースについて日本で報道している内容のほとんどが「世界経済が日本経済が悪くなる!」と経済目線だったこと。
これってよく考えたらすごいこと。
他国の変化を受けてすぐに自国の経済につなげて考えるのは、さすが経済大国 日本です。
一主婦である私の母も、EU脱退については「日本の景気が悪くなるのは嫌だわ」というコメントしていて、ローカルな主婦も自国の経済や政治を気にするのは国民レベルがかなり高いことだなと実感しました。
マラウイで、イギリスのEU脱退のニュースを知っているローカルな主婦はどれくらいいるんでしょう。
そんな国に生まれたことを誇りに思うとともに、もっと日本を大事にしなければいけないなあと思いました。
マラウイと日本を比べるのはさすがに極端すぎかもしれませんが、
日本には日本の良さがあることを一度世界に出て実感するのは大事だなと思います!
以上、半年マラウイで生活したらこうなるよ!という分析でした。
やっぱり経験しないと分からないことだらけです。
自分を使った実験ということで、今後も自分の変化について客観的に分析していきたいです!
2年もいたら、ほとんどマラウイ人になってるかも。笑