2016年8月11日、アフリカの南東部に位置するアンゴラ共和国における地雷除去支援に関する、英国とNGO「ノルウェジャン・ピープルズ・エイド(NPA)」の間の契約の署名式がアンゴラにて執り行われました。これにより、日本が実施中のNPAに対する支援と合わせ、アンゴラにおける地雷除去のための日英連携が実現しました。この支援で日英両国は,NPAによるアンゴラのマランジェ州での地雷除去事業に対し,必要な資金協力を共に実施します。

内戦中にばら撒かれた地雷!未だに苦しめられるアンゴラの現状とは!?

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アフリカ南西部に位置するアンゴラ共和国は、日本の約3.3倍と広大な国土に約2,214万人が暮らしています。アンゴラは石油やダイヤモンドなどの豊富な資源を背景に急激な経済発展を続けている一方で,2002年に終結した内戦中に敷設された地雷が国土の約35%に残存しており、アンゴラ経済・社会の発展の障害となっています。

この様な背景を踏まえ、日本とイギリスは調整を行い、アンゴラにおける地雷除去支援を日英で連携して実施することになりました。本件連携は,22016年1月の第2回日英外務・防衛閣僚会合に際し、平和維持・平和構築における連携を含むアフリカでの共同協力事業を追求することで合意したことを受け、その取組みの一環として実現しました。

日英共同でNGOへ支援!地雷除去を促進し、土地の有効利用を推進する!

2016年8月11日、イギリスとNGO「ノルウェジャン・ピープルズ・エイド(NPA)」の間の契約の署名式がアンゴラにて執り行われた。ノルウェジャン・ピープルズ・エイドは、1939年にノルウェーで紛争後の復興支援や人道支援を目的として設立された国際NGOです。アンゴラでは1989年に事務所を設立し,アンゴラ中部を中心に地雷除去等の活動を実施しています。

これにより、日本が実施中のNPAに対する支援と合わせ,アンゴラにおける地雷除去のための日英連携が実現しました。この日英の支援により、地雷の不発弾による犠牲者を減らし、安全な土地を確保することで、食糧生産やその他の社会経済開発事業への土地の有効利用を推進します。アンゴラにおける平和の定着を促進することが期待されており、合計1,172,270㎡の土地における地雷が除去され、11,000人以上の地域住民が裨益することになります。

日本は,同事業に必要な人件費及び機材費等のため、3月に草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて203,384米ドル(約2,100万円)を支援しています。一方、英国は同事業に必要な通信機材及びセーフティ・ブーツの購入費のため、20,988米ドル(約200万円)の支援の実施を決定しました。日英両国は、国際社会の諸課題に対し、アフリカを含め、地球規模で緊密に連携して対応していく考えです。


記事提供元:アンゴラにおける地雷除去に関する日英連携の実施(外務省 報道発表)
Cover Image credit: SIM USA via VisualHunt / CC BY-SA

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