道具や施設が不十分な途上国では、びっくりするようなアイデアで不便さを乗り切ることがあります。
日本ではおばあちゃんの知恵袋なんて呼ばれていた類いのものかもしれません。

でも、ボツワナは中所得国で別に道具がないわけじゃない。
とはいえ、まだまだ途上国で道具の整頓ができないから物がなくなったり、
昔の習慣が今でも残っている能力などがあります。
そんな無駄能力を3つ紹介します。

1:歩くスマートフォン?!電話番号は全員分おぼえているぜ!

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例えば、私の配属先、博物館の技術部の部長は部下の携帯電話番号を記憶しています。
これは高校時代にPHSが登場している私としては驚愕!!
外線の電話するときに確かにいつも何もみずに番号を押していて、
てっきりショートカット機能を使いこなしているのかと思いきや、ただおぼえてるんだそうです。

でも彼はでっかくて素敵なスマートフォンを持っており、番号なんて登録すればすむ情報。
そんなもの記憶する脳をもうちょっと別の事に生かしてほしいと思ってしまいます。

すごいけど、すっごい無駄・・・

2:ヨーグルトを食べるときは蓋をスプーンにする!

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日本のスーパーなんかだとカップヨーグルト買うと使い捨てスプーンがついてきますが、
ボツワナにはそんなサービスはもちろんありません。

蓋をスプーンにして食べます。
蓋はもちろんアルミ製のソフトなものなので、慣れてないと上手く食べれませんね。
意外とこういうの器用なんですね。

スプーンがあったらいらない能力なので、わりかし無駄・・・

3:ボツワナガイに栓抜きはいらない と自称する男たちがいます。

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もしボツワナ旅行中にビールをあけたいけど栓抜きがない!
という状況になったら ちかくにいる男性に渡してみましょう。
ボツワナ男性は歯でビールをあけられます。

とはいえ、南部アフリカの最近のビールは栓抜き部分が
手で回せばあくタイプが出回ってるので、そもそも栓抜きいらず。
無駄な能力ですが、わざと栓抜き必要なビールを用意して頼むのも一興です。

ちなみにナミビアのビール「ウィントフック」は相変わらず栓抜き必要なタイプです。

番外編:断裁機よりカッターが好き

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私の職場の話ですが、現地スタッフが断裁機あるのに好まない件です。
これはボツワナ人というより個人的なものかもしれないですが、 断裁機だとカットがズレるのが嫌だとか。
で、会議のプログラム等を200枚ほど毎回カッターできっています。

「そんなもんに時間使うな!」
「多少 断裁がズレても気にならないデザインにしろ!」
「トンボとヌリタシつけてズレてもいいようにしろ!」 といくら言っても、
やはりカッターで地道に200枚きるのが好きでやめない・・・

挙げ句、直前に「プログラムに修正入るわ!」と他のオフィサーに言われて
ショックで脱力、泣き言もらす始末。
修正後、印刷してひたすら200枚切り直すのに残業。

だ・か・ら 断裁機使えっていってんのに・・・社畜が!!

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Hiromi Ame
グラフィックデザイナー。東京の広告制作会社2社に合計約8年の勤務を経て、2014年7月より青年海外協力隊で南部アフリカのボツワナに派遣、国立博物館の制作部にデザイナーとして配属されています。アフリカにいながらカンボジア(東南アジア)のNGO団体の広報活動の仕事もしていたりします。他国ボランティアからデザインの仕事も引き受けていますので、お気軽に連絡ください。