Former Refugees Resume Village Life in Darfur

北アフリカのスーダン共和国政府は、国際協力機構(JICA)との間で「コスティ市浄水場施設改善計画」を対象とした最大31億5,100万円の無償資金協力の贈与契約を、2016年10月11日に締結しました。浄水能力を向上させることで、多くの住民に対して安全な水が安定的に供給されるとともに、公衆衛生の向上や生活環境の改善が期待されています。

スーダン南部の白ナイル州最大の都市、コスティ市とは!?

アフリカ北部に位置するスーダン共和国は,日本の約5倍の国土に約4,023万人が暮らしています。スーダンの国土は、アルジェリア、コンゴ民主共和国に次いでアフリカ大陸で3位の面積を誇ります。2011年7月に南スーダン共和国が分離独立する前は、アフリカ大陸最大の国土を有していました。

スーダン南部の白ナイル州最大の人口約21万人を抱えるコスティ市は、スーダンと南スーダンを結ぶ河川港を有し、またスーダン国内で唯一外海と接する紅海州とダルフール地方を結ぶ物流の要所となっています。南スーダンやダルフール地方からの避難民の流入しており、2024年には人口は約38万人にまで増加すると予測されています。

日本支援で浄水場を改修!安定的に安全な水を届ける!

2016年10月11日、スーダンの首都ハルツーム市において、フセイン・エル・シャリーフ・イブラヒム・エル・ヒンディ国際協力担当国務大臣(H.E. Mr.Hussein Elshareif Ibrahim Elhindi, State Minister of international Cooperation)と伊藤秀樹駐スーダン大使との間で、供与限度額31億5,100万円の無償資金協力「コスティ市浄水場施設改善計画」に関する書簡の交換が行われました。

コスティ市は、1942年に建設されたコスティ市の浄水場は老朽化が著しく、現在の平均浄水量は10,000~15,000m3/日、同市の給水率は4割程度にとどまっています。今後、人口が増加するにも関わらず、給水需要に対応できておらず、浄水場の機能向上が喫緊の課題となっています。

今回の事業により、コスティ市の浄水能力を向上させることで、同市のより多くの住民に対して安全な水が安定的に供給されるとともに、公衆衛生の向上や生活環境の改善が期待されます。JICAは、今後も本事業に加え、給水施設の維持管理を担う人材の育成に関する技術協力を実施することで、ハード・ソフトの両面からスーダンの給水インフラ改善に取り組んでいきます。


記事提供元:スーダン向け無償資金贈与契約の締結:浄水場等の建設により、安全な水の安定的共有や公衆衛生の向上に貢献(JICA)スーダンに対する無償資金協力「コスティ市浄水場施設改善計画」に関する書簡の署名・交換(外務省)
Cover Image Photo credit: United Nations Photo via VisualHunt.com / CC BY-NC-ND

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