以前も記事を書かせていただきました、
ボツワナに住む世界最古の民族と言われるブッシュマンたちが描いたカラハリ砂漠、
サン・アートの展示「カラハリからの贈り物展」がはじめて関東で開催されます。
2016年11月3日(木) – 12月4日 (日)
9時30分〜20時30分
場所:埼玉県国営武蔵丘陵森林公園(中央口売店 休憩スペース)
お問い合わせはLesediまで
www.lesediway.com
info@lesediway.com
開催地の武蔵丘陵森林公園は紅葉スポットとしても有名ですので、
秋のおでかけに、是非おこしください。
カラハリとは?
カラハリ砂漠はアフリカ南部地域に広がる真っ平らな土地です。
降雨量が少なく、乾燥しており、乾燥地帯に適応した草木がまばらに生えています。
スイカ発祥の地ともいわれています。
ブッシュマン(狩猟採集民)とは?
サン族、サルワ族などとボツワナでは呼ばれている狩猟採集民族で
ブッシュマンとはオランダ人に名付けられたものが英訳された呼び方です。
現在、その末裔たちはアフリカ南部のボツワナ共和国に住んでおり、
世界最古の民族と言われています。
一カ所に定住せず、獲物や採集するものをもとめて
カラハリ砂漠を移動しながら生活するという
カラハリ砂漠の厳しい自然環境と共に暮らす
特殊な生活形態を近代までもち続けていました。
南部アフリカに点在する
有名な岩窟絵を描いたのは彼らの祖先だと言われています。
クルアートとは?(Kuru Art Project)
Kuru Art Project は1990年からディカール拠点に活動するオランダのNGO団体。
ブッシュマンのアーティストの支援をしています。
彼らの等身大の姿、ブッシュマンとしてのアイデンティティを守りながら
アーティストとしての価値を世界に発信することに成功しています。
結果ブリティッシュエアウェイズの尾翼のデザインに使用されたり、
世界巡回展まで開くことに成功し、
このブッシュマンアートは世界的な評価を受けています。
彼らの目にうつるアフリカ カラハリ砂漠とは?
近年まで、自然とともに生活する形態をとってきた彼らに
現在のカラハリ砂漠はどう見えているのでしょうか?
正規の美術教育を受けたわけではない彼らが描く
ありのままのカラハリ砂漠の姿は
新しいインスピレーションを与えてくれるかもしれません。
是非おとずれてみてください。