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建設コンサルティング会社の最大手である日本工営は、2016年10月9日、北アフリカのエジプトの首都カイロにおける地下鉄四号線第 一期整備事業に係るコンサルティング業務の契約調印を行いました。カイロにおいて深刻化する交通渋滞の緩和を図ることで、エジプト経済の発展への貢献を目指します。

渋滞が社会問題化!エジプトが抱える課題!

エジプトの大カイロ都市圏では、人口や自動車台数の急増に伴う交通量の増加に対して道路整備が追いついておらず、交通渋滞が慢性化しています。一方で、バスや鉄道など公共交通の輸送能力は限界に達しており、用地不足による道路網の拡大も困難な状況にあります。

この様な状況の中、地下鉄の整備が課題となっていますが、地下には水道管網や電線網が複雑に埋設されています。さらにカイロの地下は古代・中世の遺跡の宝庫であるため、開発と保全を両立させる難しい工法が求められています。

1日当たり交通量は8万台!カイロの地下鉄プロジェクトとは!?

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地下鉄四号線第 一期整備事業では、日本の政府開発援助(ODA) の本邦技術活用条件(STEP) を適用し、日本の鉄道技術を活用して、大カイロ都市圏の南西部に位置するカイロ中心部からピラミッド地区を結ぶ地下鉄(17 駅、約 19 キロメートル)を建設します。今回の地下鉄は400 メートルに及ぶナイル河を横断する全線地下路線であり、その大部分が「ピラミッド通り」と呼ばれる 1 日当たりの交通量約 8 万台の幹線道路下に建設されます。

契約期間は 9 年間で、日本工営とグループ会社の日本シビックコンサルタント、その他 3 社の JV で入札支援・補助・契約(案)の作成、施工監理、運営・維持管理の監督・支援を行います。日本の先進技術である地表面沈下を最小限に抑える機構を装備し、掘削しながらセグメントの組み立てができるシールドマシンを採用し、また日本の高い防災基準を適用することで、利用客の安全を確保します。JV 全体の契約金額は 141億円で、そのうちの約 100 億円が日本工営グループの受注となります。

この事業により、カイロにおける深刻化する交通渋滞の緩和を図ることで、エジプト経済の発展への貢献を目指します。また日本工営は、中期経営計画”NK-AIM ~世界で進化(Advance)日本で深化(Intense)発揮する真価(Merit)” において鉄道等の交通・運輸分野、空港・港湾分野の強化を掲げており、今後も、総合技術コンサルタント としての強みを活かし、周辺の都市計画も視野に入れ、幅広いコンサルティングサービスを提供していきます。


記事提供元:カイロ地下鉄 4 号線第一期整備事業に係るコンサルティング業務の契約調印を行いました
Image Photo credit: Bakar_88 via VisualHunt / CC BY-NC-SA

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