【女子大生ルワンダ滞在記】レストラン「Asian Kitchen」で6か月のインターンを終えて。

こんにちは、ルワンダで青年海外協力隊として活動している根本(@dujtcr77)です。

今回は、タイを中心とした本格的なアジア料理が楽しめるレストラン「Asian Kitchen(アジアンキッチン)」での6か月間のインターンを終え、

今週日本に帰国予定の”ポンちゃん”こと遠藤麻鈴さんにインタビューをしてきました!

プロフィール

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  • 名前:遠藤麻鈴(写真左)
  • あだ名:ぽん
  • 所属:明治大学3年国際日本学部休学中。4月から4年生。
  • 座右の銘:世界は愛で溢れてる。
  • 夢:人の心に国境のない世界をつくること
  • ブログ:ぽんこつルワンダ日記

インタビュースタート!

人の心に国境のない世界を

― 座右の銘は「世界は愛で溢れている。」ってめちゃめちゃ素敵だけど、自分の言葉なの?

はい。もともと「愛」っていう言葉は好きで、人の優しさとかつながりみたいなものを大切にしてたんです。

はじめて海外に行ったのが大学1年生の時のカンボジアで、「ぼったくられないかな」「危険なんじゃないか」って怯えながら行ったんです。
でも行ったらみんな良い人で。

意外と世界は怖くないし良い人がたくさんいるなあって。

それを心にとどめておくと、世界は愛とか優しさに溢れているんだっていうことに気が付くことが多いんです。

― それとポンちゃんの「人の心に国境のない世界をつくること」っていう夢は繋がってるの?

繋がってますね。
国によって区別はあるけど、人っていうのは根本的に愛に溢れた存在なんだよ、という事を伝えていきたいと思っています。

AIESECという団体に所属していて、私もそれを使って海外に行ったし、
逆に海外の学生を日本の企業で受け入れるための仲介をしてたんですよね。
外国人が来た時と、帰っていくときの変化が面白いんです。

最初は「なんか外国人きたぞ」って雰囲気なんですけど、
3か月後とか6か月後に帰る時はもう「家族」になってるんですよね。

みんな泣いていたり、帰る学生に対して「また帰って来てね」「ここはあなたの家だから」みたいな言葉が飛び交っていて。

人間国籍じゃないなって思いました。

「アフリカ」×「食」

― ここでのインターンを選んだのはどういった経緯?

もともとアフリカに行きたいとはずっと思っていて、
かつ「食」という分野にずっと興味があったので、
「アフリカ」×「食」という条件でインターン先を探していました。

実家が「冨久屋」というコロッケ屋さん(※)で、
小さいころから見ていて、「食べる事で人って笑顔になるんだな~」ということが無意識に頭の中にあったんです。

[aside type=”normal”]※東京都目黒区にある、50年続く伝統のお店。(Facebookページ)[/aside]

― アフリカにこだわったのどうして?

「人の心に国境のない世界をつくること」なんてことを言っておきながら、
自分自身アフリカに対して壁を感じていたんです。

友達もいないし、危険そうで、コワいところなんじゃないかって思っていました。

こんな夢を持っているのに、アフリカに行ったこともないままマイナスイメージを抱いているのが苦しかったんですよね。
「どうにかしなきゃな!」と思って。

― なるほどね…確かに自分が心の壁持ってたら説得力に欠けちゃうもんね。

そうですね。

ちなみにルワンダという国を選んだのはたまたまです。
今ではこの国で良かったと思ってるんですけど、それまではアフリカのどこの国がどんな風か知らなかったので。

「食」と「アフリカ」という条件で探していて、
なかなか当てはまる条件がないなか、たまたま先輩がFacebookでシェアしていた
ASIAN KITCHEN「インターン生募集」の投稿をみて、
すぐさま社長の千紗さんにダイレクトメッセージしたのを覚えています。

リアルな話をすると、住居提供&給与あり。の待遇は大きかったです。
アフリカの企業インターンは無給が多い。
逆にインターン費用を支払わなければいけない企業もある。

給与をいただけるということは、「経験をさせてもらえる」という受け身なだけではなくて、
自分がそれ以上の価値を生み出さなければいけない。

という認識だったので、お金を頂けるという条件はマインド面においても大きな判断材料になりました。

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