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2016年11月2日、ガーナ共和国の首都アクラ市において、ムス・ジャトゥ・ルレ在ガーナ・リベリア共和国臨時代理大使は、梅津茂在リベリア臨時代理大使との間で、2013年に締結した無償資金協力「モンロビア首都圏ソマリアドライブ復旧計画」について供与限度額56億8,900万円に変更するための書簡の署名・交換が行いました。内戦の影響により損壊・老朽化した主要幹線道路を整備することで、リベリアの安定した経済・社会発展の実現を通じた平和の定着を図ります。

長期の内戦でインフラが損壊、リベリアの現状!

アフリカ西部に位置するリベリア共和国は、アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国されました。1847年に独立し、日本の約3分の1である11万1,370平方キロメートルの国土に450万人が暮らしており、現在のアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国です。

リベリアは、1989年から2003まで14年間にわたる内戦の影響により、首都モンロビアを中心に主要幹線道路の損壊・老朽化が深刻となっています。また近年、首都圏の人口は急速に増加しており、交通量の増加により至る所で渋滞が発生し、市民生活に深刻な影響を与えているだけでなく、リベリアの経済発展に対する重大な阻害要因となっています。

経済発展を目指し、首都圏のインフラ整備をJICAが支援!

2016年11月2日、ガーナ共和国の首都アクラ市において、ムス・ジャトゥ・ルレ在ガーナ・リベリア共和国臨時代理大使(Ms. Musu Jatu Ruhle , Charge d’Affaires, Embassy of the Republic of Liberia, Republic of Ghana)は、梅津茂在リベリア臨時代理大使との間で、無償資金協力「モンロビア首都圏ソマリアドライブ復旧計画」の供与限度額56億8,900万円に変更するための書簡の署名・交換が行いました。本計画は、2013年6月10日に給与限度額49億3,900万円で署名・交換済みでしたが、2014年8月のエボラ出血熱流行拡大に伴って事業が中止していました。

モンロビア首都圏ソマリアドライブ復旧計画は、リベリア共和国の首都モンロビアの主要幹線道路であるソマリアドライブを4車線道路に拡幅整備し、渋滞の緩和及び安全な道路交通を確保するものです。モンロビア首都圏の社会・経済活動の活性化を図ることで、リベリアの安定した経済・社会発展の実現を通じた平和の定着に寄与することが期待されています。

日本政府は、2016年8月に開催された第6回アフリカ会議(TICAD VI)において、「約100億ドル(約1兆円)の質の高いインフラ投資を実施」することを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。


記事提供元:リベリアに対する無償資金協力に関する書簡の交換
Cover Image Photo credit: jbdodane via Visual Hunt / CC BY-NC

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