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ユニセフ(国連児童基金)は、2016年11月15日、接続性やリアルタイムのデータ収集、識別認証技術および、学習などを改善するための手法を含むオープンソースの技術ソリューションに対する、初の投資プロジェクト「ユニセフ・イノベーション・ファンド」を発表し、途上国の5社のスタートアップを投資先として決定しました。

子どもたちの生活をより良くするイノベーション

「ユニセフ・イノベーション・ファンド」は、ベンチャー投資の手法を用いて、輸送、識別認証、ウェアラブル技術、資金管理や個人情報等の課題に対するソリューションを提供するファンドです。2016年2月1日に案件募集を開始し、最初の投資先として5つのスタートアップを選定しました。

ユニセフ・イノベーション・ファンドは、シリコンバレーのベンチャー・ファンドの手法とユニセフの活動国のニーズを組み合わせた、国連の中でも新しいビジネスの形です。このファンドは、ユニセフの190の事務所と1万2,000人の職員を活用し、これまで投資対象としては見過ごされてきた企業への支援を後押しすrことを目的としています。

ユニセフのイノベーション部門のシンシア・マカフレイ部長は、「ファンドにより、私たちは技術ソリューションのモデルを作り、子どもたちを支援するオープンソースの協力ネットワークを拡大することが可能になります」とコメントしています。

ブロックチェーンを活用して幼児開発プログラムを支援!

9Needs

今回選ばれた会社の1つが南アフリカの技術系スタートアップ「9Needs」です。9Needsは、南アフリカにおいてブロックチェーンと識別認証技術の技術を活用して、より良い乳幼児期のケアと教育(ECD)の管理システムを構築しているスタートアップです。モバイル・ブロックチェーンと生体認証技術を組み合わせることで、リアルタイムで学習の取り組みの影響とアカウンタビリティの向上を目指しています。

幼児開発(ECD)のプログラムは、途上国の長期的な繁栄を高めるために最もインパクトを持つ取り組みと考えられていますが、お粗末な政府の補助金の管理体制と民間資金の不足のために、多くのプログラムが適切に子どもたちのニーズに対応することができません。

9Needsは、ブロックチェーンを活用したプラットフォームを構築し、取引記録の交換や子どもの出席率の管理、バウチャーの発行・償還が、リアルタイムで収集できることを可能にしました。今後、イノベーションファンドからの投資により、9Needsは50のECDを実施している機関を巻き込んだフィールドテストや自社技術のアップグレードを行っていきます。。

パキスタン、カンボジアも!注目スタートアップへ投資!

投資先となった残り4社のスタートアップは以下の通りです。

  • Saycel (ニカラグア): 遠隔地で伝統的な情報網が届かない地域に対して、手ごろな価格で携帯電話への接続を提供します。。
  • mPower (バングラデッシュ): 電子登録システムを構築し、情報収集および母子保健サービスの提供を改善します。
  • Innovations for Poverty Alleviation Lab (パキスタン): 読み書きが不自由な父親でも妊産婦や赤ちゃんの健康を支えられるよう、基本的な携帯電話で簡単に見られるストーリーや情報を作り出します。
  • Chatterbox (カンボジア): カンボジアの、いずれは世界の識字率が低いコミュニティへの支援を拡大するための、ユニセフのRapidPro プラットフォームに統合される基本的な技術レイヤーの提供します。

次回の投資対象プロジェクトを募集中

ユニセフ・イノベーション・ファンドは、2017年中にさらに20から40社の企業への投資も視野にいれています。現在、同じく技術系スタートアップに対して、次回の投資対象プロジェクトへの新規案件の募集を行っています。応募締切は2017年1月1日です。応募資格・応募方法についてはこちらからダウンロードできます。


記事提供元:ユニセフ・イノベーション・ファンド 初の投資プロジェクトを発表-途上国の5社のスタートアップに決定

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