村で土曜日に白テントをみたら結婚式だと思え
結婚式は出身の村で大体土曜日に行われます。
新郎新婦の出身地それぞれでやるルールです。
(どっちでやるかもめるの避けてるんでしょうね)
自宅の庭、自宅の近くの広場、自宅の前の道を時にはふさいでこのテントをたてて披露宴をします。
ボツワナには結婚式会場設営レンタル業者みたいなのが結構いて
この白テントや机イスセット、クロス、テンーブルの装飾品など用意してくれます。
地味に良い商売なんじゃなかろうか。
風船つきの車をみたらどこかで結婚式が行われていると思え
新郎新婦やブライダルメイトの移動に使う車両は風船で装飾されていたり
後ろに空き缶つけてカラカラ音出してたりします。
それが数台連なるので、結婚式が行われているとすぐわかる。
デザイナー タダ仕事行事
職場では 「ビデオ編集したい」とか
「結婚式の招待状つくってよ」とか
「プログラム作ってよ」とか
「夫婦の写真ですてきなプルアップバナーを作りたい」とか
※バナーは約1m×2mサイズです 笑
不特定多数のタダ雑務を持ってくる人たちがいます。
私は断っています。(JICAボランティアは営利目的の活動禁止)
そしてなるべく若い現地人デザイナーに有料でやるよう仕向けています。
(ボツワナの公務員は一応、副業OK、
若いのはインターンなのでそもそも正規ではないので禁止ルールも適用されない) が、
彼ら結局タダでやってしまう。
親戚や親しい友人ならしょうがないけど、職場の人の親戚の結婚式なら要求しなよ・・・と
ていうか、毎月、何かしらの結婚式イベントの何かを作っている人とかいる。
これ、まともにお金とったら デザイナーにとっても良い商売になると思うんだよな。
そんなにレベル高いこと要求されないし。
強いて言うならお金とるって部分が難しいんだろうけどね。
お金ある人しか結婚式できない、
そこそこシーズンには毎週結婚式が村のどこかである・・・
ってことは逆を言えばこれ良い市場だと思うんですけどね。
インターンたちは常に職を探しています。
なぜなら任期つきなうえ、給料がめちゃめちゃ安い。
同じ仕事やっても正規の5〜10分の1なんです。
でも、正規になるより仕事探したほうがいいんじゃないかなってボツワナでは思うんです。
「就職先さがすより、ウエディング会社に招待状のフォーマット売りにいったらいいんじゃない?」
と若いボツワナ人デザイナーに提案してみたら
「俺のデザインでは誰もお金を払わないんだ」
と一蹴されてしまいました。
壁は高い、そして謙虚すぎる・・・