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2016年もアフリカに関する様々なニュースがありました。今年1年で約800記事を配信してきたAfrica Quest.comより「2016年のアフリカ×日本」というテーマで、今年のトレンドと話題を集めた記事を紹介させていただきます。


アフリカ経済全体!

世界銀行が、サブサハラ以南アフリカの経済成長率は、2016年は更に落ち込み、20数年ぶりの低水準となる1.6%となる見通しと発表しました。一方で、エチオピア、ルワンダ、タンザニアなど年率平均6%以上の成長を記録し続けています。

アフリカの経済規模や人口の多さから、ラストフロンティアと称されるアフリカですが、アフリカ経済は2016年は試練の1年となりました。

アフリカ経済全体が大低迷!好転の兆しが見える中、世界銀行は農業セクターの可能性を示唆!

アフリカ×日本

アフリカ開発会議(TICAD)は1993年に東京で第1回が開催されて以降、東京で3回、横浜で2回開催されてきました。第6回目を迎えた今回は、アフリカ各国のTICADへの高い関心と強い意欲により、初めてのアフリカ開催が実現しました。これに応えて、日本からは安倍総理が、日本の総理大臣として15年ぶりのケニアを訪問しました。

日本主導の国際会議!各国首脳・ビジネスリーダー・国際機関が一堂に集う第6回アフリカ開発会議(TICAD)がケニアで開幕!

2016年8月28日、初のアフリカ・ケニアでの開催となった第6回アフリカ開発会議(TICADⅥ)が閉幕しました。今回のTICADには、三菱商事や日立製作所など77社が同行し、約100の企業が展示会出店しました。また閉会時にはナイロビ宣言が発表され、3年間で3兆円の支援を行うことを表明しました!

最後の巨大市場を狙う!日本企業・団体、TICADでアフリカ政府などと計73件の覚書を締結!

アフリカ×大企業

アフリカで活躍する日本企業として、よく名前が挙がるのが”味の素”です。今年、味の素はアフリカ36カ国で事業展開する大手加工食品メーカー、プロマシドール社の株式33.33%を5億3200万米ドル(約558億円)で取得するなど、大きな展開を見せました。

味の素、アフリカの大手加工食品メーカーへ約558億円出資!域内でのトッププレイヤーを目指す!

そのほか、様々な業種の企業がアフリカに進出または再進出を行いました。

南アフリカに野村HD、三菱電気、住友ゴムが拠点新設!日本企業のビジネス進出が加速!

ケニアに次ぐ新拠点!ロート製薬、南アフリカのヘルス&ビューティメーカーを子会社化!

念願のアフリカ再進出!ヤマハ発動機がナイジェリアでバイク工場とショールームを開設!

アフリカ×ベンチャー

2016年、アフリカ進出で大きな話題を集めたのが”DMM.com”でした。多額の投資を表明し、様々な業界から優秀な人々が集まっています。来年、どういった動きをみせるのかに注目です。

アフリカ市場で事業を創造せよ!あのDMM.comが新プロジェクトに挑む若者を募集中!

DMM.Africaがメインスポンサーとなり、2016年4月から7月にかけ、ケニア、ルワンダ、ザンビア、ジンバブエ、タンザニアの5カ国でビジネスアイデアコンテストが開催されました。各国予選の優勝者2名ずつ、計10名がタンザニアのダルエスサラームに集まり、決勝大会が行われました。決勝大会の優勝者には賞金5,000USドルと、日本行きのチケットが贈呈されました。

優勝者は日本に招待!東アフリカ最大のビジコン「ABIC」が、DMM.Africaとのコラボで開催!

ABIC優勝者がケニアより来日!DMM.Africaが描くアフリカでの展開戦略とは!?

また日本においても、世界で初めてアフリカをテーマで開催された「Startup Weekend Tokyo Africa」でもメインスポンサーを務めました!「アフリカ」に関連したプロダクト・サービスを生み出したいと集まった参加者はなんと100名!アフリカで起業したい若者が改めて多いということを世間に広めたイベントとなりました。

DMM亀山会長も激励!世界初、アフリカをテーマにしたスタートアップウィークエンドが開催!

アフリカ×起業家

日本企業・経済人らで形成する「アフリカ起業支援コンソーシアム」による、アフリカで起業にチャレンジする若手起業家を支援するプログラム「日本アフリカ起業支援イニシアチブ」が設立されました。

最優秀賞を受賞したのは、。カラフルでプレイフルなアフリカ布を使用し、デザイン性と機能性を兼ね備えたバッグやトラベルグッズを企画・製造・販売するウガンダ発のブランド”RICCI EVERYDAY”でした。受賞を記念して代表を務める仲本千津氏にインタビューを実施し、受賞の喜びと今後のビジョンを伺いました。

日本アフリカ起業支援イニシアチブ最優秀賞!ウガンダ発ブランドRICCI EVERYDAYに今後のビジョンを聞く!

タンザニアを中心にアフリカのキオスク(小売店)店舗を介して、無電化地域に電力を届けるサービス「WASSHA」を展開するデジタルグリッド社は、国際協力機構(JICA)との間で、3億円の投資契約に調印しました。2012年10月に再開したJICAの海外投融資業務において、初めてサブサハラ・アフリカで実施される事業となります。

JICA、アフリカの無電化地域に電気を届けるサービス「WASSHA」に3億円を投資!


いかがでしたか。全ての話題をご存知だったでしょうか。この様に2016年は日本にとって、まさに「アフリカの年」でした。2017年はこの流れがさらに加速してくるでしょう。アフリカクエストもメディアとイベントの2つの軸で、そのモーブメントに貢献していきます。来年もアフリカに注目です!!

Cover Photo via geralt via VisualHunt

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凡
Africa Quest.com 編集長。1987年うどん県生まれ。証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアに赴任。在任中に雇用創出をビジョンにソーシャルベンチャーを共同創業し、約2年にわたり運営を行う。現在は、Africa Quest.comの運営や中小企業のアフリカ進出サポート、アフリカビジネスラボのモデレーターなど、アフリカをテーマに幅広く活動している。