モロッコの皇太子が、手のこうへのキスを華麗に拒否する映像が話題に。その深イイ理由とは？

01/13/2016

アフリカの北西部に位置するモロッコ王国。
モロッコの王族のムーレイ・ハッサン（Moulay Hassan）皇太子の映像が話題となっています。

ハッサン皇太子は、12歳の世界最年少皇太子ですが、毅然たる態度で様々な式典に出席されています。

王族に対しての国民の敬意が非常に高いモロッコ。

参列者はまず皇太子と固い握手をします。
その後、忠誠を誓うキスを皇太子の手の甲へしようとしたその時。

皇太子は、寸前で手を引っ込めます。
その手つきは手馴れたもので、次々と参列者のキスを華麗にかわしていきます。

その行為はまるで参列者のキスを拒否するかのようにも見えます。

しかし、皇太子が手のこうへのキスを拒否するにはきちんと深イイ理由がありました。

それは王族がキスされることを遠慮することは、謙虚さやそれを上回る敬意を表しているからです。

王子だけでなく、国王や王妃に関しても同様の行為が見られるそうです。

ではなぜ拒否されるのに、参列者はキスをしようをするのか？
それにもきちんと深イイ理由がありました。

モロッコ王国大使館によると、「遠慮されても自らの手にキスすることで、さらなる敬意を示している」とか。

これを踏まえて改め動画を見ると、王族と国民の信頼関係が垣間見える素敵な映像になりますね。

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