アフリカの若者が秘める熱き想い!ビジコンを開催して見えたビジネスパートナーの重要性!

どうも、Trickster社の園部です。
今回はタイトルの通り、ビジネスコンテストに焦点を当てて書かせてもらいたいと思います。

ホリエモンも絶賛!アフリカ5カ国でビジコンを開催!

image1

僕が拠点としているタンザニア以外にケニヤ、ルワンダ、ザンビア、ジンバブエの合計5か国を対象に開催しました。2016年4月から1か月の募集で約350案が集まり(各所には多いと驚かれました!)各国15~20案を二次審査に通過。そして、各国1週間の滞在をし、メンターシップ活動とプレゼン審査を行うという、なかなかどっぷり参加者と接する大会でした。

決勝大会はタンザニアのダルエスサラームで行い、決勝前は1週間ほどの強化合宿も行いました。メンターシップはメインスポンサーであるDMM.Africaさんに務めて頂き、アイデアのブラッシュアップからプレゼンの練習まで大変濃密な期間でした。もちろん、決勝進出者は渡航費から現地の生活費まで手配しました。この期間は彼らにとって同志としてのネットワーキングであり互いを高め合うといった意味でも本当に有意義だったと感じています。

決勝には300人の観覧者もきて、きていた日本人の知り合いには「タンザニアじゃないみたい!」と言われました。笑

image2

審査員も豪華で、一橋大学の米倉誠一郎教授、堀江貴文さん、East Africa Communityアドバイザーの藤江顕さん、世界銀行の小辻洋介さん、そしてうちの会長である金城拓真さんと言った最強審査員陣が集結しました。堀江さんにも、「どの人に投資してもいいね。」と言って頂けるなど、本当にレベルの高い決勝大会になりました。

image3

アフリカでビジネスコンテストをする意味とは!?

今回のビジコンの狙いをざっくりさせると、『その土地でビジネスするにはその土地の声が一番正しい』という考えに基づいています。

参加者が解決すべきネタを自身生活で感じ、それを解決するネットワークや人脈を築いているとしたら、遠い日本でデータや情報を頼りに、机を囲んであーだこーだいうのは正直変だなと思うわけです。

とはいえ、日本には日本の良さがあることも確かで、お互いの欠点を埋め合うことができるかもしれない。

そういう本当の意味で対等でwin-winな関係構築に繋がることができないか、という狙いがありました。

アフリカビジネスで重要なのは、パートナーの存在!

image4

やっぱりパートナーはとても重要だと思うのです。

いくら日本の技術、アイデア、ノウハウがいくらあると言っても外国なのです。(もちろん例外はありますが)例えば外国の方が日本で飲食店をやろう、と言ったときに、日本人がチームにいない状況って想像つきますか?アフリカでビジネスをする際にもそれと同じことが言えると僕は思うんです。

実際にアフリカに訪れてみると、人懐っこい人は多いので仲の良い現地人などと知り合うことは実はそこまで難しくありません。それをひとつの縁と考えるのもナシではありませんが、ビジネスはやはりシビアです。

僕の個人的な考え方ですが、ビジネスというのは常に横と競っていて、いかに横よりもなにか1歩秀でることが重要だと思っています。例えば、同じ業種で同じサービスを展開しているとして、もし片方は中国語で対応可能なのであればそのパイをとれるでしょうし、商品でも保証期間があるのかないのか、などそういう差で常に競っているのだと考えています。

極端な話、メールの返信はどっちが早いか、みたいなことです。

パートナーになにを求めるのかはそれぞれですが、自分のアドバンテージに対してじゃあ自分の足りていないことを埋めるパートナーはどんな人物であるべきか、と考えるとそれをアフリカで見つけるのは容易ではありません。(恋愛も同じ!?)

image5

個人的には、誤解を恐れずにいうと、一番外国という環境で求める優先事項は“信頼”だと思っています。信頼できるかできないか、この判断基準はとても難しく数日あっただけで到底判別はつきません。

だからこそ、この大会を通じて、長く付き合うことでその人のいい点も悪い点も知り、良い出会いが生まれればいいなという思いはありました。

アフリカの野心ある若者が秘める可能性!

今回のビジコンを通して一番嬉しかったことは起業をしてこの環境を変えてやろうと意気込んでいる若者とたくさん出会えたことです。
正直、お粗末な事業計画もたくさんありました。それでも、スタート地点に立つことに意味がある。誰だって最初は書けないのですから。
でも大事なのはパッションであり、それを叶えるために、行動をすることだと思うんです。

ABICで書類審査も通らなかった人はたくさんいますが、きっとその中にも今後アフリカを変えていく人材はいたに違いないと僕は信じています。

前の記事でも書いたように、そういう人たちを見つけて彼らを支えることは、一つの発展へと導く選択肢にあると思っています。

読んで頂き、ありがとうございました!

連載第1回

こちらもオススメ関連記事!


返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください