途上国で働くって何が大変なの? 〜アフリカ・マラウイのある1日の非効率な仕事の様子をご紹介〜

マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で” How are you?” )

アフリカはもちろん、アジア・中南米なども含め、途上国での仕事は大変とよく聞きませんか?

「なんで、こんなに新興国・途上国とのビジネスは上手くいかないの?」
「書類を送るだけなのに、なんでこんなに時間がかかるの?」

効率悪くなる理由は、ずはりインフラと国民性。(だと思ってます)

どう効率が悪いのか、なぜ効率が悪くなるのか。
そこで今日は、ある一日の活動から、途上国で働く大変さをまとめてみます!

ある非効率な一日

先週の午後、笑っちゃうくらい仕事の効率悪かったときがありました。

その日、やるべきタスクは3つ。

  1. JICA提出の書類印刷
    午前に急にきて、JICA提出なので何とか終わらせたいタスク
  2. 村人の銀行口座開設のアシスタントをすること
    前の日の夜、急に同僚から電話がかかってきて頼まれたタスク
    そもそも同僚がいないと自分だけじゃできない
    電話で「私わからないんだけど」と同僚に伝えたけど、「頑張って」といわれてしまった
  3. 14時から村に行くこと
    朝、オフィスに行ったときに上司から「今日は村行くからね」と聞いた

マラウイでは突然仕事が来るのがしょっちゅう。

前から予約していたのに、お葬式や悪天候、その他諸々の理由でなくなったり。
かと思えば、当日急にお偉いさんが来ることが決まったり。

1週間前に予定なんか、たてられるはずありません。
3つの予定も例外ではなく、前日や当日に入ってきたのでした。

仕事がたくさんあるとき、日本では優先順位を考慮して計画を立てることが大事ですよね。
ということで日本のやり方で、優先順位を考え、全部やるため早めにお昼を切り上げることにしました。

お昼をかき込み、まず①JICA提出の書類を印刷しにオフィスへ行くことに。
家から歩いて10分、暑い日差しの中を歩いてオフィスに到着。

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しかし、なんとタイミング悪く停電!
(もしかしたらオフィスの電気代がチャージされてなかっただけかも)

印刷はできず・・・

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ちょっとへこたれましたが、これくらいで動揺してはいけない。
1年マラウイで生活して学びました。

早々に印刷は諦めて、②村人に会うことにしました。

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