先進国の悪い生活習慣を様々な解決でアプローチで改善すると同時に、改善行動をアフリカなどの開発途上国の支援に継続的に結びつけていくプロジェクト「Health for Tomorrow」が2017年5月30日に設立されました。北島康介氏とプロサッカープレーヤーの香川真司選手、FiNCの溝口勇児氏、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalの小暮真久氏らが発起人となり、７月に第１弾の活動「FiNC WALK」を開催します。
先進国とアフリカの課題を同時に解決する仕組みを提供するプログラム！
開発途上国では、約10億⼈が飢餓や栄養失調に苦しんでおり、継続的な⽀援のしくみがまだまだ⾜りていません。その⼀⽅で、先進国では、肥満⼈⼝が20億⼈にも達し医療費が増え続けており、 予防医療が必要とされています。これらの課題に取り組んでいるのが、日本発で世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人TABLE FOR TWO International（TFT）です。
2007年の設立以来、先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金のうち20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできる仕組みを提供しています。気軽に社会貢献とメタボ予防ができるという一石二鳥な取り組みが人気を呼び、これまで企業や官公庁、大学、病院など約650団体が参加し、約4,339万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのミャンマー、フィリピンに届けてきました。
2016年、TFTはSNSでおにぎりの写真を投稿すると給食が寄付できるソーシャルアクション「おにぎりアクション」を実施し、51⽇間で85 万⾷の給⾷をアフリカ・アジアの⼦どもたちに届けました。また予防×ヘルスケア×テクノロジーに特化したヘルステックベンチャーFiNCともコラボし、歩いた数だけケニアに給食を届けるチャリティイベント「GiFT WALK」を実施しました。計測にはパーソナルコーチAI・テクノロジーを内蔵したヘルスケアアプリ”FiNC”を活用し、テクノロジーを利用した先進的な取り組みとして参加者の共感を呼び、37 ⽇間で17 万⾷が届けられました。
北島氏、香川選手が発起人！”Health for Tomorrow”が設立！
これらチャリティイベントから、テクノロジーの力を活用することで、より日本の健康を世界中の方の健康につなげることができると考え、日本で暮らす私たち⾃⾝が健康となり、将来を担う世界の⼦どもたちを健康にするために北島康介氏・香川真司選手・小暮真久氏・溝口勇児氏の4名によって設立されたプロジェクトが『Health for Tomorrow』です。
Hearth for Tomorrowは４名と発起人・10名のアドバイザリーから構成されています。ロジェクトは、国連で示された行動指針「サステイナブル・ディベロップメント・ゴール（SDGs）」を元に推進し、様々なヘルスケアサービスを活用した健康行動に基づいて行われます。それぞれのプロジェクトに対し、賛同企業や団体が参加をしていく体制を整えています。今後、プロジェクトの開催により、2017年中に1000万円・50万食の支援を行うことを目指しています。
第１弾プロジェクト「FiNC WALK」が７月より開催予定！
Health for Tomorrowの第１弾企画として、2017年7月から「FiNC WALK」が開催される予定です。FiNC WALKとは、ヘルスケアアプリ「FiNC」を使って歩くと、FiNC社からTFTを通じて、アフリカの子どもたちへ給食が贈られるプロジェクトです。
歩数はアプリ内で自動カウントされるため、「FiNC」をインストールしたスマートフォンを持って歩くだけで、FiNC WALKに参加することができます。FiNC WALKの参加者は、歩数に応じて最大で１日12pt (1pt＝1円)のアプリ内ポイントを獲得できます。FiNC WALK参加者全員の累計獲得ポイントの10%の額が、FiNC社からTFTを通じてアフリカに寄付されます。20円で１食分の給食となり、自分自身が健康になると、アフリカの子どもたちも給食を食べることができ健康になることができる取組みです。
さらに、一定歩数を歩くと、健康・ウォーキングに関係のある賛同企業のさまざまな特典サービスを利用することができます。FiNC WALK賛同企業は・Curves（カーブス）、ファストネイル、Re.Ra.Ku、吉野家、WIRED CAFE、MISTER MINITです。FiNCアプリはこちらからダウンロードできます。
