【イベントレポ】ベナンで浴衣づくりに挑む女性起業家の話〜アフリカビジネスラボVol.13〜

【おまけ】本音が飛び出したQ&Aコーナー

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最後は本音満載のQ&Aコーナーから、抜粋してご紹介。

–現地の職人さんのモチベーションを保つ秘訣はありますか?

川口さん「照れくさいんですが、彼らのモチベーションは私らしいんです。年に数回、何カ月かベナンに滞在してがんばってくれるからって言ってくれて……それを聞いたときは泣きました。私のモチベーションも彼らです。ブランド名の『シェリーココ』は愛しい人の呼び名なんですが、私にとって彼らがシェリーココだし、彼らにとっても私がシェリーココだと思ってもらえたらいいなと思って、この名前を付けました」

–ベナンの人たちと深い人間関係が築けたのは、何かキッカケがあったんですか?

川口さん「一番距離が縮まるキッカケになったのは、アトリエで布が盗まれてしまったときかもしれません。結局、布を盗んだのは職人の一人で、私は泣きながら彼女と話をしたんです。『すごくショックだった』って。でもこの話には、思いがけないオチがあって。

布を盗んだ彼女の言い分はこうでした。『私はお呪いのグリグリに操られていたの。私は莉穂のことが大好きだし、布を盗もうなんて思ったこともない』。グリグリとはベナンで信じられている呪いみたいなものなんですが、彼女の言葉を聞いて周りのスタッフたちも、『グリグリなら仕方ないね』って(笑)。

内心『うーん』と思いながらも、『そっか』って言うしかなくて。本当かどうかはさておき、お互い泣きながら話ができたし、彼女も『ごめんね』と謝ってくれました。絆が深まったエピソードといえば、この事件かなって」

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最後のオチは、まさかのお呪い!!

すごく心温まるエピソードでしたが、後半の「グリグリ」のインパクトに全部持っていかれた感じが否めませんね(笑)。

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今回のイベントは、神保町にあるアフリカカフェバー「Blue Baobab Africa ブルーバオバブ アフリカ」にて行われました。セネガル料理とアフリカの飲み物が提供されているこちらのレストラン。興味がある方は、ぜひ訪れてみてくださいね!

それにしても、アフリカ布はやっぱりかわいい♡ 今後、アフリカンファッションブランドを、もっともっと掘っていきたいですね〜。オススメのブランドがあれば、ぜひ私のブログFacebookからメッセージくださいね!! 恋する旅ライターかおりが取材に伺います♪

この記事は「恋する旅ライターかおり/小林香織」のブログからの転載です。

第14回ビジネスラボも開催決定!

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アフリカビジネスラボ第14回目のゲストはアフリカ西部のセネガル共和国で、家族と暮らしながら日本食堂を立ち上げたセネガル日本食堂「和心」代表の原田翔太さんです。

この2年半、一度も日本に帰ることなくセネガルで事業創出に取り組み続けた原田さんだからこそ分かるリアルな部分をざっくばらんにお話いただきます。会場は世界中の仲間が集うラグジュアリーなシェアハウス「Ryozan Park 巣鴨」です。定員35名ですので、ピンと来たらお早めにご予約下さい。

イベント詳細

【イベント名】セネガルで日本人初となる日本食堂オープンまでの軌跡の話
【日時】2017年8月10日(木)19:15~21:30
【場所】Ryozan Park 巣鴨東京都豊島区巣鴨1-9-1
【料金】2,500円(ケータリング料理+アルコール含む各種ドリンク)
【定員】35名
【申込み】http://africabusinesslab14.peatix.com/view
【主催】アフリカクエスト

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