ウガンダ人はお節介!?ボランティア経験を通じて学んだ、アフリカの新たな見方!

はじめまして。上智大学総合グローバル学部一年の吉田有里と申します。私はこの夏一ヶ月間ウガンダに滞在し、現地のスラムに位置する孤児院でボランティア活動を行ってきました。

今回せっかくこのような機会をいただいたので、これから3回に渡って、ウガンダで得た経験をひとりでも多くの方にお伝えできればと思います!!

国際協力分野に関わりたい!まずは現状を見ることから!

私が今回ウガンダでこのボランティアをしようと思った一番の理由は、“現状を見たい”と思ったことです。

私は将来、国際関係の仕事に就きたいと思っており、今大学で国際協力や国際支援について学んでいます。しかし、講義を受けていく中で、そういった支援や協力は、“現地の声をどれだけ聞けているのだろうか”、と疑問を感じるようになりました。

そして、自分が将来国際協力に関わろうとする際にも、自分のものさしでしか測れなければ支援や協力も自己満足になってしまうと危機感を覚え、実際に現状を見てみようと考えました。

行き先をウガンダに決めたのには、いくつか理由があります。1つは「アフリカ」を知りたかったからということ。授業中に話を聞くアフリカは紛争や貧困といったマイナスなイメージで描かれることが多いからこそ自分で行って見たいと思いました。

もうひとつの理由は、私が参加しようと考えていたNGOが提供しているプロジェクト先で、一番関心があったのがウガンダのプロジェクトだったからです。そのプロジェクト先は、ストリートチルドレンを連れてきて、保護する施設でした。

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私は教育という点から貧困や紛争に苦しむ国々を変えられるのではないかと考えていました。なので、ストリートのこどもが遊び、学ぶ時間を見る機会が得られることは、私にとって貴重な経験だと思い、行きたい、と感じたのです。

ちなみに私が参加したのは、NICEという国際ボランティアNGOです。国内外でとても多様なワークキャンプやボランティアを運営しているため、自分に合ったものを選ぶことができました。決断したのが遅かったこと、行く場所がアフリカということで家族の反対が強く話合いが長引き、準備期間が短くなってしまったにも関わらず、NICEにはできる限りの対応をしてもらって有難かったです。

話が少しそれますが、ウガンダに行くまでの準備期間は、自分の危機管理の意識の低さを痛感しました。また、英語力の低さ、それからウガンダという国に対する事前知識のなさを自覚し、不安になったこともありました。

しかし、逆にそこでの反省は現地でとる行動を考える際に活かせたと思います。また、家族に納得してもらう過程で、自分がどれだけ本気だったか、そして家族にどれだけ大切にされているかがわかり、家族には本当に感謝しています。

このような経緯を経ていざウガンダへ。飛行機に乗る時間が長く(機内食4回も食べました!)、周囲に日本人はもちろんおらず、不安も大きかったですが、やれることをやろうと覚悟を新たにしてウガンダの生活が始まりました。

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