エチオピアってこんな国!インジェラをこよなく愛するエチオピアの食文化!〜おすすめ料理ベスト5編〜

前回の『エチオピアってどんな国!?歴史から最新の政治動向、愛すべきのエチオピア人の気質まで!〜基礎情報編〜』に続いて、今回はエチオピアの食文化についてご紹介します。なんとなく、興味を持つ方も多いのかなと思うので、ここはしっかりと掘ってお届けしたいところですね。

エチオピアの主食、インジェラ!

まず、エチオピアの主食についてですが、そう世界に誇るスーパーフード『インジェラ』です。

『はっ????』っとなった方がほとんどかと思います。

そうです、インジェラを主食とするのは、世界広しといえどもエチオピアだけ、それは知らない人ばかりなのも納得できますね。

そんなインジェラですが、どんなものなのかをご説明する前に、ちょいとググって見た結果をご報告。

ウィキペディアのインジェラ情報が最上位に出現。

その後に来るのは、『まずいと噂のインジェラを食べてみた ー エチオピアの食べる雑巾・・・・』や、『インジェラ!インジェラ!インジェラ!まさかこんなにまずいとは・・・・』、『エチオピアのクレープはまずくない、むしろうまい・・・』などなど、意見が真っ二つなコメントが出ています。

さて、そんなインジェラの写真がこちらです。

エチオピア6

美味しそうですね!

そう、この写真の彩り豊かな野菜たちの下に敷かれているクレープ状の食べ物、これが世界に誇るインジェラです!!!

実は、このインジェラ『テフ』と呼ばれる粟とか稗などに似た感じの穀類で、このテフを粉末にして水と混ぜて発酵させて薄くクレープ状に焼いたもの。

テフという穀物自体が繊維質が豊富でまたグルテンフリーであることから、エチオピア国外で最大のエチオピア人コミュニティを要するアメリカワシントンDCなどでは、結構レストランなんかでサーブされたりもしているようです。

でっ、味についてですが、確かに「まずいまずい」と言っている意見があるように、発酵による不思議な酸味があります。

この酸味を受け入れられるかどうかでインジェラLOVERになれるかどうかバシッと別れるようですね。

インジェラのベストフレンズランキング!

ただ、インジェラは、単に主食であってそれのみを単体で食べることを前提としていません。

インジェラにも白米のようにきっちりと定番のご飯のおとも的な存在がたくさんあるんです!

そこで、今回は僕のおすすめするインジェラのベストフレンズをランキング形式でご紹介させていただきますね。

第5位:シロ

エチオピア7

まず第5位は、ザ・定番の『シロ』!これは、ひよこ豆の粉末とバルバレと呼ばれるエチオピアの伝統的なスパイス、玉ねぎで作られるエチオピアの超定番料理です。

僕自身、ざっくり週3~4回はお世話になっている定番色です。味もさることながらそのコスパの良さも貢献して堂々第5位ですね。

ちなみに、このシロは小綺麗なレストランなどで食べるよりもズブズブのローカルレストランで食べたほうが美味しいのに当たる確率が高いように感じますね。

第4位:バイヤネット

エチオピア8

続いて、第4位はファスティング期の救い『バイヤネット(Bayonet)』!バイヤネットは、色とりどりの野菜や豆料理が盛り合わせたエチオピアで最もポピュラーなファスティングフードです。

エチオピアで主に信仰されているエチオピア正教は年間200日以上のファスティング(断食)があります。これはイスラム教徒のそれとは異なり、期間中、肉、乳製品といった動物性タンパク質の摂取を禁じるもので、通常は毎週水曜日と金曜日、イースターやクリスマスなどの宗教行事の前にプラスアルファで2週間程度から最大2ヶ月くらいのファスティングが行われます。この間、街の肉屋から肉が姿を消します。

ミートLOVERな僕はこの期間、スーパーなどで肉を買いつつエチオピア人の目を気にしつつ肉食を続けていますが、ローカルレストランで、ファスティングとはいえ、美味しくてちょこちょこ食べるのがバイヤネットですね。

インジェラのお供となるいくつかのファスティングディップが盛り付けられているこのバイヤネットは色々な味を楽しめるうえに、肉なしでしっかり食べた感を得られるのが最高ですね。

また、見かけ的にもインスタ映えするフォトジェニックな盛り付け、エチオピアにいらっしゃる際は是非試してみてください!笑

第3位:ドロワット

まだまだ行きます、第3位!お祝い事、特別な日に欠かせない『ドロワット』!

エチオピア9
ちなみにこの写真のドロワットは僕のお手製です。

ドロとはアムハラ語でチキン、ワットはシチューということで、日本語に直すとチキンシチューですね。

実はエチオピア、日本人の感覚的にはびっくりなんですが、鳥肉ってかなりの高級品です。牛肉の方がはるかに安いんですよ。

そんなこんなで、特別な日のお祝い事などの際に食べるザ・ご馳走ドロワットが堂々の第3位です。

実は、過去に一度エチオピアのクリスマスの際にドロワットを作ったことがあるのですが、諸々調理にかなり長ーーーい時間がかかり、朝から作り始めて完成したのが夕方6時過ぎって苦い過去があります。

作ることはお勧めしませんが、食べたらそれはそれは美味しいので、エチオピア料理店などを訪れる際には是非ご賞味ください。

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