途上国の人は心が豊かで幸せなのか!?現地のリアルを学びにインターンでガーナへ!【第1回】

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初めまして。神戸大学3年生の北川茉莉です。私はいつの日か何かの拍子で見た黒人の子どもがひどくやせ細っている写真が衝撃的で、いつの日か国際協力に携わりたいと考えるようになりました。実際に現地でどんなことが起こっているのか、人々は何に困っているのかを知りたいと思い、この春、海外インターンシッププログラムENに参加し、ガーナに渡航しました。

途上国の人々は、本当に心は豊かで幸せなのか!?

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写真:向かいのお家で暮らす家族、祖母と5人の子供たち

“途上国の人は貧しいけど、心は豊かで幸せだ”という話を聞いたことがある人は多いかもしれません。私も実際に村に来る前までは家族愛が強く、家族団欒でご飯を食べることが幸せだと語るそんな大家族を想像していました。

しかし、実際に穴の空いた泥だらけの服を着た少年を目の前にしたら、そのような楽観的で無責任な発言はできなくなりました。また、多くの親は子どもを村に残し、都市部へ出稼ぎに行ってしまうために、家族みんなで過ごす家庭は少ないようでした。

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写真:先ほどの祖母の方の所持金。日本円で70円ほど。

色んな側面から物事を見ることが大切!

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写真:日本では写真を撮るときにピースをするよと伝えると、真似をしてくれました

私が今回皆さんにお伝えしたかったのは“経済的に貧しい=心は豊か“と言ったように、何でも単純化させて物事を見ることが危険だということです。

これを読んで、やっぱり“途上国”の人達は貧しくてかわいそうだと思う方もいるかもしれませんが、またそれも単純に=の関係になるわけではないと思います。

私が見たこともたったひとつの村の3週間の出来事に他なりません。少しでも多くの情報を、正しく受け取り、純粋に理解することが必要なのだと思います。

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写真:受け入れてくださっているNGOの社長さんとホームステイ先のお父さんと息子

現在村に滞在して3週間が過ぎましたが、自分が抱いていたイメージがただの想像でしかなかったということに気づかされる日々です。

私が行なっているプロジェクトについてですが、村の人々に本当に必要とされるものは何かを素直に見つめて進めているところです。次回はそのお話ができればと思っています。

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