短編映画「ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~」 感想文コンクールが開催!

NPO法人ダイヤモンド・フォー・ピースは、西アフリカ・シエラレオネ共和国の手掘りダイヤモンド採掘の現状を関係者へのインタビューを通して描いた短編映画「ダイヤモンドの来た道 ~シエラレオネ 採掘現場の声~」の映画感想文コンクールを開催しています。この映画を鑑賞し、あなたの感じたことを伝えてみませんか?

短編映画「ダイヤモンドの来た道」あらすじ!

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(c) Alazi Dream Project

婚約指輪の約8割に使われるダイヤモンド。供給されるダイヤモンドの約2割は、手掘りで採掘されたものです。

シエラレオネの主な産業は、年産約250億円相当のダイヤモンド。しかしダイヤモンド鉱山地域の手掘り採掘労働者は労働搾取や人権侵害により、極貧状態にあります。

ドキュメンタリー映画「ダイヤモンドの来た道〜シエラレオネ 採掘現場の声〜(原題:Voices from the Mine)」は、英国にあるバース大学の教員ロイ・マコナシエ氏をはじめとするチームが、シエラレオネで1年に渡る調査の上、制作したものです。

映画の舞台であるコノ地区はシエラレオネ最大のダイヤモンド産出地域で、20万人が採掘労働に携わっています。労働者の1日の賃金は平均すると50円で、家族を養うこともままなりません。彼らを搾取する出資者との関係は国際的にも注目され、「現代の奴隷制度」とも言われています。

政府による制度化や監視は実効性に乏しく、違法採掘、闇取引や密輸が横行。採掘労働者「うちにはお金がないから、学校に戻れるように鉱山で働くことにした。。。。」など、手掘りダイヤモンド採掘労働者、採掘権保有者、仲買人、ベルギーの輸入業者やジエリー販売業者がそれぞれの視点から思うことを述べています。

映画感想文コンクールを開催!

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ダイヤモンド・フォー・ピースは、「ダイヤモンドの来た道 ~シエラレオネ 採掘現場の声~」の映画感想文コンクールを開催しています。また本コンクール開催に伴い、映画を授業で鑑賞する学校や上映会を開催する学校・企業・団体を募集しています。

ダイヤモンドは宝飾品だけでなく、半導体など私たちが日常的に使用する製品にも使われている身近なものです。日本のダイヤモンド消費量は、米国、中国に次いで世界第3位となっています。

そのダイヤモンドは、紛争の資金源、人権搾取、環境破壊など様々な課題を抱えています。本映画を通して、日本ではほとんど知られていないアフリカの手掘りダイヤモンド採掘の実態を知り、世界の裏側に思いを馳せ、私達の身近にあるものの背景を知り、社会をよりよくするための行動を起こすきっかけになればと考えています。

なお本コンクールは、日本政府が主導し、国連、世界銀行、国連開発計画、及びアフリカ連合委員会(AUC)が共同で開催する第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の横浜開催連携事業及び TICAD7 パートナー事業に認定されています。

コンクール参加方法!

ドキュメンタリー短編映画「ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~」 映画感想文コンクールの参加方法は下記の通りです。

「書く」ことは、「思考すること」に直結します。なんとなく分かった気になっていたこと、なんとなく感じていたことが、具体的な言葉に変換されることによって明確になります。頭のなかでバラバラに考えていた別々のことが、ひとつの線で繋がって新しい発見をすることもあります。

この映画を鑑賞し、あなたの感じたことを感想文を通して伝えてみませんか?

STEP1:映画を見る

  1. オンラインで鑑賞:本コンクールページ( http://diamondsforpeace.org/movie1/ )で鑑賞します。
  2. 上映会で鑑賞:ダイヤモンド・フォー・ピースまたは協力団体が実施する上映会に参加し、鑑賞します。上映会の日程はコンクールページからご確認ください。
  3. DVDで鑑賞:学校、企業、団体などで鑑賞する場合は、無料でDVD、授業例および映画の理解を促進するための副教材・教員用詳細資料一式をお送りします。送付依頼フォームに入力し申込みが出来ます。DVDや副教材等は今年度だけでなく、次年度以降の授業等にも自由に使用することができます。

STEP2:感想文を書く

市販の原稿用紙または本コンクールページから原稿用紙をダウンロードし、感想文を書きます。小学生から大人まで誰もが応募できる部門を用意しています。

STEP 3:応募する

  1. 郵送で応募する(個人、学校・企業・団体):本コンクールページから応募フォームをダウンロードし、記入します。印刷した応募フォーム及び感想文を事務局に郵送します(2019年9月5 日(木)消印有効)。
  2. オンラインで応募する:本コンクールページより応募フォームをダウンロードし、記入します。入力した応募フォームと感想文を、コンクールページにアップロードし送信します。

STEP4 :表彰

応募作品を審査の上、最優秀賞、優秀賞、TICAD7 賞、学校賞等を決定します。表彰式は 2019年12月頃、都内にて開催予定です。

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