ガーナを拠点にしているNGOが支援している障がいを持つ農家や、学校に通えるように支援している児童たちとの交流を通してを考え、解決策を提案する実践型のプログラム「STARTUP AFRICA in Ghana」が2020年春に開催されます。自分自身でアフリカを肌で感じたい、ガーナで日本とは全く違う環境に飛び込みたい、そんな方をお待ちしております！
なぜ今アフリカに行くべきなのか！？
アジアでなく、中東でもなく、なぜアフリカなのでしょうか。地球の最後のフロンティアと呼ばれる広大で豊かな大自然、豊富な天然資源、独特な文化、そしてそこに暮らす人々。我々人類が生まれた土地。54ヵ国で約11億人の人口は、2050年には約30億人ぐらいまで増えると予想されています。これは、中国やインドを超える巨大市場となるということになります。
一方でなぜ、アフリカは他の地域に比べ、発展が遅いのでしょうか。他の国々の、東南アジアや南米は発展していき、中間所得層の割合が着実に増えています。そして、アフリカは、欧米とは異なる経済発展を遂げてきたアジアの経済発展に強い関心を持っていると言われています。私たちアジア諸国は、自らの経験と学びを伝える形で、アフリカに進出していく必要があるのかも知れません。
アフリカだから危険。だと思うように、先入観が全てを決めて可能性を潰してしまうのはもったいない、そんな想いからガーナを知ることができるプログラム「STARTUP AFRICA in Ghana」が生まれました。
なぜガーナでプログラムを行うのか！？
アフリカの西部に位置するガーナ共和国は一般的にカカオが有名な国ですが、西アフリカの経済の主要都市であり、治安も安定しているため、比較的ビジネスがしやすいところとして知られています。
一方で、ガーナ社会のマイノリティにフォーカスしてみると、ガーナの身体的および精神的に障害のある人々は、2つのパターンに別れてます。多くの場合、コミュニティから除外され、社会から追い出されてしまうため、就職することも難しい社会がひろがっています。
もう一方では、政府が機能していなくても、自発的に市民が障害者とのコミュニケーションを深め、お互いに理解を深め、地方自治を始めとする民間や市民同士が助け合う社会があります。
「STARTUP AFRICA in Ghana」は、政府状態、文化的価値観、宗教、などが全く異なる環境で、日本では見ることのないもう一つの社会を見ことができるプログラムになっています。
ガーナの農村コミュニティにビジネスと農業のスキルと持続可能な雇用を提供することを目的に農業における障がい者を支援している。現地NGO”Farm for Livelihood Association”が受入れ先となっており、農業と教育について現場で学ぶことができます。
現地の日系・現地企業の訪問と現地NGOでのインターンシップ
魅力①：第一線で活躍するビジネスパーソンとの出会い
発展目覚ましい首都アクラにて、アクラの街とビジネス環境を見ることができます。ガーナのローカルマーケットで、どの様な商品が幾らでどの様に売られているのか等を散策しながら学びます。
また、企業訪問では、ガーナで事業を行っている日系企業を訪問していただきます。その他、有識者・ビジネスマンから話を聞く機会や、現場をご自身で体験することができます。
魅力②：農業と教育に関わる現地NGOでのインターンシップ
ガーナにて、「NGO×農業×障害者」を軸に活動しているNGOが舞台です。健常者は、資本主義の中でどんどん効率的に仕事ができていけますが、障がい者は社会の理解をはじめ、マジョリティーの中で仕事を同じ量こなしていくのが難しいことが多いのが現状となっています。
「人間の労働が価値を生み、商品の価値を決めるという考えたの世界をどう変えるか」
「人間社会の「岩盤」である贈与と給付の体系」
これをもう一度考え直し、どのように障害者が社会に参画していくか、どのように職場を改善していくかをかを再定義していく場としても活用できます。そして、自分がマジョリティーの世界からマイノリティの世界を体験することができます。実際に、NGOが支援をしている障がいを持つ農家の畑仕事を手伝いながら、課題を見つけ、対策を話し合い、実行に移していきます。
プログラム概要
自分自身でアフリカを肌で感じたい、ガーナで日本とは全く違う環境に飛び込みたい、そんな方をお待ちしております！
- 研修先国・都市：ガーナ（アクラ・アダ）
- 研修期間：2019年2月25日(火)～3月10日(火)
- 研修日数、時間：14日間
- 報酬・手当：なし
- 必要なスキル・資格：なし（※英語力は問いませんのでご安心ください）
- 募集ページ：https://www.tigermov.com/internship/detail/391
