株式会社平八は、一般社団法人A-GOALが運営するケニアの「キベラA-GOALリーグ」を支援することを決定しました。この協賛は、サッカーを通じた地域支援や子どもたちの健全な成長を目指す取り組みをさらに強化するもので、プロサッカークラブやサッカー強豪校からも注目を集めています。
キベラA-GOALリーグの取り組みと成果
「キベラA-GOALリーグ」は、ケニアの首都ナイロビに位置するアフリカ最大級のスラム「キベラスラム」で開催されているユースサッカーリーグです。2022年10月に開始され、現在では約1,200人の子どもたちが参加しています。
リーグの目的は、スラム特有の高い犯罪率や悪環境の中で、子どもたちが安全に成長できる環境を提供することです。リーグでは、サッカーを通じて犯罪から子どもたちを守るだけでなく、参加者に食事を提供し、栄養状態の改善にも取り組んでいます。
女子プレーヤーには生理用品の提供やカウンセリングも実施し、幅広いサポートを行っています。
最近では、プロサッカークラブのアカデミーや強豪校が視察に訪れ、スカウトや奨学金を受けて進学する子どもたちも増加しているなど、現地での評価が高まっています。
平八の協賛とその意義
株式会社平八は、「食財の創造」を企業理念に掲げ、日本の食文化を世界中に広めることをミッションとしています。今回の協賛は、この理念のもと、キベラA-GOALリーグの目的に賛同したものです。
平八は、リーグの運営資金として寄付を行い、その資金は用具代やグラウンド代、審判代、食事代などに充てられる予定です。
協賛の背景には、子どもたちが健全に成長できる環境づくりを支援することで、地域社会の進歩発展に寄与したいという平八の思いが込められています。
また、この協賛により、リーグの運営がさらに強化され、現地の子どもたちにとっての希望や可能性を広げることが期待されています。
A-GOALの活動と今後の展望
A-GOALは、新型コロナウイルスの影響で失業者が急増した2020年5月に設立され、地域のサッカークラブと連携し、アフリカ各地で食料配布を行ってきました。
現在は、「日本とアフリカをスポーツで繋げ、持続可能な社会を築く」を理念に、主にケニアでユースサッカーリーグの運営を行うほか、マラウイでの農業支援や食堂の運営、日本各地でのアフリカイベントの開催など、さまざまな活動を展開しています。
今年の12月には選抜チームのタンザニア遠征も予定されており、リーグの可能性はさらに広がりを見せています。今後も、地域社会のニーズに応じた支援を続け、持続可能な社会の実現を目指していく方針です。
- 記事提供元：株式会社平八がアフリカ最大のスラムでのサッカーリーグに協賛｜PR TIMES
