ケニアで全く優雅じゃない夜行列車に乗ってみた!~ナイロビからモンバサまでの旅の記録~

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旅行者なら誰しも憧れる夜行列車の旅!
日本では数少なくなった夜行列車も、ここケニアなら乗ることができます。

今回は僕がケニア在住中に何度も利用した、
首都ナイロビから港街モンバサにかけて走る夜行列車についてご紹介します。

ケニア国内を走る鉄道の状況とは!?

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東アフリカに位置するケニアでは、一応鉄道が走っています。

“一応”と書いたのは、
鉄道の利用のほとんどが貨物だからです。

僕たちの様な乗客が乗れる列車は、
首都ナイロビから港街モンバサまでのルートのみです(2015年時点)

昔は、西部の街キスムまでも人を乗せて走っていたそうですが、
僕はここ数年が人が乗れるという情報は聞いたことがありません。

ちなみに最近は、ナイロビーモンバサ間で高速鉄道を建設しています。
工事を受注したのは中国だったため、大きな話題となりました。

おかげでまた中国人が急増しています。

寝て起きても同じ場所!This is Kenyaな夜行列車。

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首都であるナイロビから発車する夜行列車は、
月・水・金の週3回です。

いずれも19時が出発時間です。

が、もちろん時間通りにはいきません!
1時間遅れは普通です。

下手すると寝て起きても外は同じ景色!
なんてことも(笑)

これもケニアの列車の旅の醍醐味です。

到着時刻は翌朝10時ですが、
出発が遅れているのだから時間通りには着きません。

モンバサまで行かないことだってあります。

えっ!っと思われるかも知れませんが、
Hapa ni Kenya(ここはケニア)です。

モンバサから数十km手前の駅で降ろされ、
そこからミニバス(マタツ)で向かった経験もあります。

乗っていれば着く!
なんて優雅な気分に浸っている場合じゃありません!

何が起こるかわからない、
それがケニアでの夜行列車の旅です。

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ちなみにモンバサからナイロビまでの便は、
火・木・土の週3回で19時発です。

ただ帰路は登りが続くため、
所要時間は少し長く翌朝11時の到着予定となっています。

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