ウガンダ北部の若者たちに、「初めて大会に挑戦する機会」を届けたい

自己紹介

初めまして。福田裕と申します。愛知県出身の26歳です。現在、東アフリカのウガンダ北部グル地域を拠点に、現地の仲間たちとともにアルティメットの普及活動を行っています。

私がこの活動を始めた背景には、日本での競技経験があります。大学時代からアルティメットに打ち込み、任意団体を立ち上げ、4年間代表として組織運営や普及活動に携わってきました。競技を通して多くの人と出会い、つながり、自分自身の世界が広がっていく経験をしてきました。

近年ではアフリカ大陸アルティメット選手権大会(AAUCにも選手として出場する機会をいただき、他のアフリカ諸国の競技レベルの高さと同時に、地域を超えた繋がりの広がりを強く感じました。その中で感じていたのは、「スポーツには人と人を繋ぐ力がある」ということです。

アフリカ大陸アルティメット選手権大会

首都カンパラでは、“ウガンダフライングディスク協会“を中心に大会や練習会が定期的に開催され、選手同士の交流も活発です。しかし、北部のような地方では、そもそも練習環境や指導者が限られており、大会に参加する機会はほとんどありません。

たとえ大会の情報が届いたとしても、そこには大きな壁があります。選手を集めること、交通費や宿泊費を確保すること。グルからカンパラまではバスで約7時間。経済的にも時間的にも、そのハードルは決して低くありません。さらに、コロナ禍以降、地域コミュニティの活動は縮小し、以前はスポーツに取り組んでいた若者たちの機会も減ってしまいました。

しかし、現地の若者たちと関わる中で、私は強く感じました。

「彼らには、スポーツを楽しむ力がある」ということを。

ディスクを追いかける姿、仲間と声をかけ合う姿、そして「またやりたい」と笑う姿。その一つひとつに、可能性を感じずにはいられませんでした。

それでも現実には、「生まれた場所が違うだけで、挑戦できる機会が限られてしまう」という壁があります。

だからこそ私は、このプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト内容

この取り組みでは、ウガンダ北部グル地域にてユース世代を対象としたクリニック(練習会)を実施し、その先に国内大会への出場機会をつくります。

2026年6月には、約20〜30名の若者を対象に基礎技術やルール、そしてアルティメットの核となる「Spirit of the Game(フェアプレー精神)」を伝えるクリニックを実施予定です。さらに、首都カンパラで活動する経験者を招き、交流と指導の機会も創出します。

そして、このプロジェクトの大きな目標が、同年6月末に開催される「Uganda Secondary Schools Ultimate Championship(USSUC)」への出場です。

練習風景

また、本プロジェクトは、現地コーディネーターであるLivingstonetさん(なお、本プロジェクトの実施及び本ページへの名称記載については、Livingstone氏から許可を取得しております。)と協力しながら進めています。外部からの一方的な支援ではなく、地域の中で継続的にアルティメットが根付いていく形を目指して活動しています。

最後に

グル地域の若者たちにとって、「大会に出る」という経験は、決して当たり前のものではありません。だからこそ、この挑戦には大きな意味があります。

大会に向けて仲間と練習すること。ユニフォームを着て試合に臨むこと。他地域の選手と出会い、競い合うこと。そのすべてが、彼らにとって 初めての経験 になります。

そしてその経験は、単なる一度きりの思い出ではなく、これから先の人生に影響を与える「きっかけ」になるはずです。

アルティメットというスポーツは、審判がいない競技です。選手自身がルールを理解し、対話しながら試合を進めます。そこには、相手を尊重する姿勢や、自分で考えて行動する力が求められます。

このスポーツの価値は、“勝敗“だけではありません。

“人と人をつなぎ、信頼関係を生み、個人の成長を促す力“があります。

私はこの可能性を、ウガンダでも広げていきたいと考えています。

今回のプロジェクトは単発のイベントではなく、継続的な地域の変化につなげる第一歩です。都市と地方をつなぐ交流を生み、地方でもアルティメットが続いていく環境をつくること。そして、将来的にはグル地域から継続的に大会へ挑戦できるチームを育てていくことを目指しています。

ディスク一枚から始まる小さな活動かもしれません。

しかし、その一歩が、若者たちの未来を広げるきっかけになると信じています。私自身もアルティメットを通して人生が大きく変わった一人です。その経験を、今後はウガンダの若者たちに繋げて行きたいと考えています。

日々の練習の中でリーダーシップを発揮してくれる生徒たち+ウガンダフライングディスク協会から寄付されたディスクを添えて

ウガンダ北部の若者たちが、「初めて大会に挑戦する瞬間」を、一緒に支えていただけたら嬉しいです。

この挑戦を、これからも続けていきます!

クラウドファンディング詳細


  • 記事提供者:福田 裕

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